こんにちは!Hana花です♡
台湾の有名な観光地を巡る旅も良いですが、もっとディープな台湾を知りたい!なんて方もいますよね?
冒険心をくすぐられる場所は、新たな発見や感動の連続!
今回は、日本人にはあまり知られていない新北市三峽の山中「熊空茶園」をご紹介したいと思います。
もくじ
お茶の魅力に迫る!熊空茶園とは?
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三峽の深い山奥、海抜700mに位置する熊空茶園。
台湾には、猫空(マオコン)という場所もあれば、熊空(ションコン)⁉という場所もある‼
ということで、市内から車を走らせ、約1時間弱。
急な坂道をくねくね走らせてたどり着いた場所は、緑の山々に囲まれた台湾の秘境ともいえる場所でした。
熊空茶園で栽培されるお茶は、化学的な農薬や肥料、遺伝子組み換え技術に頼ることなく、
生態系の力を利用して育てられた茶木から摂れる正真正銘のオーガニック茶葉です。
郊外からの風に乗ってくる飛散農薬から茶園を守る為、
茶園の周辺には、1000株以上の杉や楠、楓の木が「防風林」として植えられています!
このように徹底された環境の下で育てられたお茶であるからこそ、
熊空茶園のお茶を嗜みに来る価値あり!
緑に染まる茶畑が美しい☆熊空茶園を散策!
春は桜・初夏は杜鵑花・秋は楓・冬は梅花・落羽松といった四季折々の景色が楽しめる広大な茶園内。
この日は、気温32度。最高気温36度まで上がった暑い一日( ゚Д゚)
入場料一人100元(120㎝以下の子供は無料)をお支払いして、お茶園へ!
トトロの森のような世界観!緑の散策歩道で森林浴!
まずは、槭、楓林道を歩きます。
太陽の光を遮る緑に囲まれた林道は、気持ちいい♪
古くから地球上に生息する神秘的なシダ植物!
生命力あふれる大きさに圧倒!(^^)!
この林道からは、広大な山々の景色を眺めることができます!
トトロの傘⁈大きな葉っぱが特徴のサトイモ科「クワズイモ」!
湧き水の傍に生えていて、とてもみずみずしい♡
茶園内の至るところでみられるクワズイモですが、
傘のようにして遊ぼうとすると、毒性がある為、茎からの汁で肌がかぶれることがあるので、要注意です!
林道を歩いていった先には、山林樹の影に佇む山小屋のようなカフェがあります!
カフェの中は、ユニークなカップが飾られたガラス張りの店内!
こちらでは、台湾で有名なコーヒーの産地!「鹿篙」で生産されたハンドドリップの「日月潭鹿篙珈琲」が味わえます♡
ブラジルコーヒーのような苦味とさわやかな酸味(^^)
更に、淡いフルーツのような香りといったクセのないまろやかな口当たりが特徴のコーヒーです♡
他にもサンドイッチやお茶菓子といった軽食があります。
スコールの雨が突如としてふってきたので、少々雨宿り・・。
オーダーなしで、少しの間、滞在させてもたいました(^_^;)
さてさて・・
カフェの先にある道を右に曲がると、春には、桜が満開に咲くであろう「櫻花林」という名の並木道があります。
この通りには、1500株の富士桜やソメイヨシノが植えられています。
今度は春にお花見をしに来たいな♪
小川の脇の階段を登った先には、トトロの森に迷い込んだような小道がありました。
こ~ゆ~景色、大好き♡
鳥のさえずりやセミの声。水の音・・熊空茶園での森林浴は、自然と安らぎの空間。
リラクゼーション効果が抜群です‼
天空の茶畑「母本園」
一面に広がる緑の絨毯!
真っ青な青空に美しい茶畑!
息をのむ絶景が広がります!
ここでは、
- 台湾最高級の青心烏龍茶
- 青心甘緑茶
- 四季春茶
- 金萱茶
- 台茶18号「紅玉」
- 台湾8号茶(アッサム茶)が栽培されています。
どれも品種と収穫年が違う数種類の有名茶!
どれがどの茶葉であるかはわかりまねますが、葉っぱを手に取ってみると、いい香りがしました♡
茶畑を眺めながら、売店で購入した蜜香紅茶(Black Tea)をいただきました!
喉がうるおって、美味しさも2倍!
奥深い甘みと旨味が混ざり合い、すっきりとした味わいが人気のお茶です♡
休憩所の観景平台から観音山・三峽・鶯歌の街並み、その向こう側にある新北市の街まで見渡すことができます。
爽快な見晴らしが最高~♪
熊空茶園でお食事タイム☆
熊空茶園には、レストラン兼オーガーニック茶葉販売ショップ・サービスセンターといった施設が一箇所あります!
早速オーダーしてみましょう!
茶園でのお楽しみ♡「ランチタイム」
まずは自分の好きな席についてから、席においてあるメニューのオーダー用紙(中国語のみ)に記入して、
レジカウンターでオーダーします!
今回のオーダーメニューは、
紅燉牛腩套餐(牛ヒレ肉の紅焼煮込み定食)TWD 350(日本円:約1210円)
ご飯に温野菜・茶卵・豆干の炒め物・デザート・お茶がセットになった定食です♪
醤油ベースで味付けされたスープにトロットロの牛肉がウマウマ!(^^)!
温野菜には味がついていないので、スープにつけて食べました♪
台湾のお茶で煮込んだ卵は、コクのあるお味!
デザートは、自家製クッキーとドライオリーブ!
オリーブ本来の渋みが旨いっ!
炒丁拌飯(ベジタリアン定食)TWD280(日本円:約968円)
こちらの定食は、ピリっと辛い味付けがされた豆干の炒めものがメインの定食です。
他は、上記の定食と同じ。
定食にセットでつくお茶は、オーガニックの紅茶か緑茶の2種類からお選びいただけます!
レジカウンターで試飲ができます! 試飲してから、ドリンクをオーダーしても良いでしょう♪
筆者は、ランチセットに合いそうな緑茶をオーダーしました!
飲み心地爽やか。
しっとりしたあっさり味のスフレチーズケーキと緑茶も合います!
店内の様子
休日お昼時の店内は、たくさんの方で大賑わい!
熊空に生息している蝶や蛾でしょうか?4羽の剥製が飾られていました。
遠目から見ると美し~いですが、近くでみると、若干グロいです・・。
100年の伝統を持つ台湾農林のお茶販売!
有機茶園の良質なお茶を販売するメーカーとして有名な台湾農林茶。
農林茶が販売しているお茶が、熊空で生産されているものもあることに初めて知った筆者でした( ゚Д゚)
お店には、数多くのお茶が販売されています。
熊空茶園産のお茶はもちろん、阿里山や日月潭、苗栗産のものなど、豊富なお茶が目白押し!
お茶の時間が数倍楽しくなる茶器も販売!
その他、ワインやお茶菓子、純度の高い台湾産ハチミツも販売していました!
見てるだけでも楽しいです♡
とはいえ、せっかくここまできたので、お土産に阿薩姆紅茶(アッサム茶)を購入♪
茶園の入場券についていた商品低用券100元(クーポン)で、家族4人で4枚400元分のクーポンで、お茶を購入しました!
とってもお得‼おうちカフェでのお茶タイムが楽しみです(^^)/
お茶との出会いは一期一会!絶景と感動の旅へ遠出しよう!
台湾人の生活に欠かせない台湾茶は、多種多様であり、栽培方法や摘採時期、呼び名や味わいが異なります。
台湾茶は日本人の間でも徐々に人気沸騰中!お茶の知識を知れば知るほど、美味しくなる!
そんなお茶を熊空茶園で体験してみて下さい♪
★三峽熊空までの行き方
①MRT板南線から頂埔方面に乗り、永寧駅1番出口下車。
左手にあるバス停No916バスにのって、三峽國小下車。
徒歩5分で三峽老街へ。
三峽老街からタクシー。約350元~400元。
②「台北」駅より台鉄西部幹線「鶯歌」駅下車。鶯歌駅からタクシー。約500~600元。
③台北駅からタクシー。交渉次第ですが、料金1200元~1500元。★