台北をひとしきり遊びまわったら、次に行くのは「台南」という方は多いのではないでしょうか。
台南は清朝時代の 1683～1887 年、台湾の都として繁栄していました。
それゆえ、歴史的建築物が今でも多く残っています。そして観光ももちろんですが、台南は美食の街としても有名。
今回は台南に行ったら食べておきたいグルメとデザートをご紹介します！
もくじ
朝ごはんにぴったりサバヒー粥「阿堂鹹粥」
阿堂鹹粥（アタンシィェンヅォー）
台南の朝におすすめなのが、虱目魚（シームーユー）という魚が入ったお粥です。
台湾語でサバヒー、こちらの言い方の方が馴染まれていますね。このサバヒーは台南・高雄で盛んに養殖されており、サバヒー粥のお店も多いです。
「虱目鹹粥」160元
身をほぐしたサバヒーとカキがたっぷり入っています！サバヒーは白身魚で淡白なお味。
そして、ニンニクも入っているので、これがまたいい味を出しているんです。
お椀はかなり大きめなどんぶりなので、小食の方や1日で台南グルメを食べ歩くという方は二人で1椀でもいいかと思います。私は一人で食べ切りました（笑）お腹いっぱいになります。
他にも「魚肚鹹粥」サバヒーの身が丸ごと１匹どんぶりの上に乗っているもの、「綜合鹹粥」サバヒーとサワラの身がほぐして入っているものなどがあります。
行く前にネット上で調べたら、平日であっても出勤前に食べていく人が多く朝は混みあうとあったので、7時前に来てみたら席は余裕でありました。
朝は5時から開店しているようなので、早起きして来るのが良いですね。
【店舗情報】
住所：台南市中西區西門路一段728號
営業：5時00分〜12時30分
定休：火曜日
新鮮イカスープ「邱家小巻米」
邱家小巻米粉（ チィゥジャ シァォチュェン ミィフェン ）
小腹が空いた時にさらっと食べれるイカが入った米粉の麺の店です。
「小巻湯」（イカ入りのスープ 麵無し）110元
「小巻米粉」（イカ入り麵有り）110元
スープは甘めでイカから出た出汁が効いています。イカは弾力があって美味しい！
米粉はすぐに切れてしまうのでツルツルと食べることはできませんが、箸とレンゲで食べるといいでしょう。
備え付けの胡椒や辛めのソースなどをイカにつけて食べるのも味変できておすすめです。
昼時は行列になっていますが、先ずは並んで先に注文をし、その場で渡してくれます。
食べる場所はフードコートのように広く、他の店と共有しているようです。相席になる可能性もありますが、回転率も高いので、席はすぐに見つかりそうです。
【店舗情報】
住所：台南市中西區國華街三段5號
営業：11時00分～17時00分
定休：月曜日
贅沢牛肉スープ「樑記正老店牛肉湯」
樑記正老店牛肉湯（リィァンジーヂォンラオディェン ニィゥロウタン）
台南名物といえば、牛肉も忘れてはいけません。
「牛肉湯」150元
スープの中に牛肉が入っているだけのスープなのですが、これがまた牛肉が厚めだけど柔らかくて美味しいです。スープ自体はこちらも甘め。お酒もちょっと入っているようです。
また、この時は「葱爆牛肉」（ネギと牛肉炒め）150元も注文しました。炒めた牛肉も美味しかったです！
店舗は広くて清潔です。
席を決めたら、メニュー表に書いて、レジの方に渡し先払いをします。
【店舗情報】
住所：台南市中西區郡西路10號
営業：11時30分〜20時00分
定休：月曜日
リピ確定！ゴボウ麺の「阿龍意麵」
阿龍意麵（アーロン イーミィェン）
台南は意麵の発祥地とも言われており、小麦粉に卵を練り込んだちぢれ麺です。
ただ、このお店は一味違う麺があるんです！
「牛蒡乾麺」大80元 小60元
麺にはゴボウが練り込まれています。口に含んだら、ふんわりとゴボウの味が広がり、シャキシャキのもやしが良い歯応え！そこにニンニクチップが加わり、もう間違いなく美味しいです！
個人的にこの９選の中でも特におすすめしたいお店です。
メニューはその他、
原味(オリジナル)、菠菜(ほうれん草)があり、夏になるとほうれん草の代わりに、紅蘿蔔（にんじん）に変わります。
また、食べ方は乾麺意外に、スープやワンタンスープから選べます。
ここは台南に住んでいる日本人からおすすめしてもらったお店で、きっと日本人の口に合うと思いますので、ぜひ食べに行ってみてくださいね。
私は気に入りすぎて1日2回も食べに行きました。笑
【店舗情報】
住所：台南市中西區府前路一段60號
営業：10時30分〜20時00分
定休：木曜日
ルーツは日本！？エビ丼「集品蝦仁飯」
集品蝦仁飯（ジーピンシァレンファン）
エビ料理も海に近い台南ならではのグルメ。この蝦仁飯は日本料理を学んでいた初代料理人の方が、日本のどんぶりの手法を真似て、台湾料理と組み合わせて作ったエビ丼らしいです。そう言われてみれば、ご飯には鰹出汁と醤油が混ざっており、しっとりとしています。
「蝦仁飯」60元
ご飯の上には10個前後の小ぶりなエビが乗っています。エシャロットと一緒に炒めてあるようで、少し焦げ目のある部分がいい味を出しています。
エビが好きな方は、エビの増量もできますよ。また、目玉焼きもあるので、これをご飯に乗っけて一緒に食べるのも美味しそうでした。
昼時はお店の前が人だかりになっていました。
テイクアウトの人も結構いるようなので、店内で食べる場合は、行列に並ばずにそのままお店に入っても大丈夫です。
実はこちらのお店の道を挟んで、「矮仔成蝦仁飯」というエビ飯の店があるんです。
私はどちらも食べたことがあるのですが、どっちが良いというより好きずきかな。
「矮仔成蝦仁飯」は店舗をリニューアルされているので、比較的綺麗なお店です。
近いので、ぜひ食べ比べてみてくださいね！
【店舗情報】
集品蝦仁飯
住所：台南市中西區海安路一段107號
営業：9時30分～20時30分
地図
矮仔成蝦仁飯
住所：台南市中西區海安路一段66號
営業：8時30分～19時30分
定休：火曜日
写真映えのフルーツシャーベット「泰成水果店」
泰成水果店（タイチォン シュェイグゥォディェン)
こちらはフルーツ店のシャーベットが見た目も可愛くて人気です。
「哈密瓜冰沙」 220元
メロンを半分に切って中心の紅いのがレモンシャーベットです。そしてその上にもドラゴンフルーツとキュウイのシャーベットがのっています。メロン半分を贅沢に掬いながら食べるのは幸せ〜！
シャーベットは季節によってフルーツが変わるので、お店に行ってからのお楽しみですね。
【店舗情報】
住所：台南市中西區正興街80號
営業：12時00分～18時00分
定休：木曜日
贅沢な盛り合わせ「裕成水果行」
裕成水果行 (ユーチォン シュェイグゥォハン)
台南にも多く存在するフルーツ専門店。その中でも人気店のこちらはジュース、かき氷、カットフルーツが食べれるお店です。
台南を訪れた日、かなり暑くて食欲もなくなってきた時に、かき氷はちょっと大きそうだったので、私が選んだのは盛り合わせのカットフルーツです。
綜合切盤（100元）
マンゴー、りんご、グァバ、メロン、キゥイ、スイカ、パイナップル、蓮霧の8種類が少しずつ入っています。このフルーツも季節によって変わるみたいです。マンゴーとパイナップルはとても味が濃かったです。
台湾では味の薄いフルーツを食べる際、梅粉を付けて食べます。グァバとかによく付いていますね。
私は無くて全然いいのですが、台湾風の食べ方もチャレンジしてみてください！
マンゴーかき氷も人気だそうなので、こちらもぜひ！
お店はなんと0時まで営業されているみたいなので、食べ忘れた！という時にも使えそうなお店です。
【店舗情報】
住所：台南市中西區民生路一段122號
営業：12時00分〜0時00分
昔懐かしシンプルアイス「太陽牌冰品」
太陽牌冰品（タイヤンパイビンピン）
昔ながらのアイスクリーム屋さんです。
「紅豆牛奶霜」60元
お店の看板メニューである小豆がかかったミルクアイスクリーム。
アイスクリームはジェラート風で練乳がかかって甘いけど、後味スッキリというような美味しさでした。
夕方には学校帰りの学生さんたちが食べに来ていて、アットホームな感じのお店です。
【店舗情報】
住所：台南市中西區民權路一段41號
営業：10時00分〜21時20分
台南の有名豆花店「同記安平豆花」
同記安平豆花（トンジーアンピンドウファ）
台南でタクシーに乗った時にドライバーさんに、豆花といえばやっぱりここ！と教えてくれました。安平地区にある老舗のお店です。
「傳統白豆花系列」35元
豆花に2種類のトッッピングが選べます。
小粒のタピオカとレモンを選びました。
シロップも入っているので、レモンも酸っぱすぎず、爽やかで暑い夏の日にはとても美味しい！！
この組み合わせはぜひ試してみて欲しいです。
豆花自体もとても滑らかで美味しいです。
【店舗情報】
住所：台南市安平區安北路433號
営業：9時00分～23時00分