今年もまた暑い台湾の夏がやってきました。
端午節が夏の始まりと言われているのですが、今年の端午節は６月後半で
その週から明らかに温度が上がり、台北は現在３５度の猛暑日が続いています。
午後に雷をともなう大雨が降れば夕方に温度が下がることもありますが
基本的にはずーっとずーっとひたすら暑い台湾の夏。
こんな季節に食べたくなるのがかき氷ですよね！
今年はマンゴーが大豊作で、とても甘くてジューシーなのがかなり安めのお値段で出回っています。
そんな今年に絶対食べたいのがマンゴーかき氷。
台湾では基本この季節はどこのかき氷屋さんでも食べることができますが
私が実際に行って、おいしい！と思ったおすすめ２店をご紹介します！
もくじ
学生に大人気！公館エリアのリーズナブルな人気店
まず一店舗目は、学生街のMRT「公館」駅周辺にあるお店。
MR.雪腐
台北市中正區羅斯福路三段244巷21號
この駅は旧帝国大学でもある台湾大学の最寄り駅で、さらにひとつ先の駅には台湾師範大学もあり
大学生が非常に多い学生街となっています。
そのためリーズナブルな食べ物屋さんが集まっているエリアでもあります。
このお店もMRT公館駅から徒歩５分ほど。
路地裏にはなりますが、アクセス良し！
週末は主に学生でごった返してるので、少し待つことになると思いますが、回転は早いです。
予約ができないので、できれば平日に行くのがおすすめ。
メニューはお店の前にどーんとあります！
カウンターのところに日本語と英語メニューがあったかと思いますが、店頭には中国語のみ。
でもこのメニューから見て分かるように、全体的に安めの値段設定です。ありがたい！
座る席は店員さんから指定されるため、先に席を取ることはできません。
カウンターで注文してお金を払ったあと、かき氷ができるまで横で少し待ちます。
その時にどこに座るかを指定されるので、その席まで自分で受け取ったかき氷を持っていくシステムになります。
私はこの日は芒果feat牛奶（マンゴーとミルク）という１４０元のにしました！
こんなにゴロゴロとマンゴーがのっていて、さらにタピオカとコンデンスミルク（小さいジャー）がついて１４０元なのは今どきの台北では本当にリーズナブルなお値段！
通常はマンゴーなら２００元近くします。
ここのは全て雪花冰（シュエホアビン・味つき氷を薄く削ったタイプ）なので、氷がミルク味。
そこにさらにコンデンスミルクをかけたら、それはもう至福です・・・。
今年のとっても甘いけど少し酸味のあるマンゴーの果肉と絶妙にマッチして
心から満足できるかき氷でした！！
友人はこの時はベリーのかき氷を頼んでいました。
こちらは氷がもともとベリー味がついてるものをふわふわに削ったもので、
ミルク味の氷より甘くなく、さっぱり食べれます！
色もピンクでかわいいし、冷凍ベリーとナッツが一緒についてきて見た目もいいですね。
こちらのお店はその他、スイカ味かき氷、パイナップル味かき氷など
あまりメジャーではないメニューがあるので、そちらに挑戦してみるのもおすすめです！
中山のおしゃれストリートにあるお茶×マンゴーかき氷
続いては、中山駅近くにある台北っ子にも旅行者にも大人気のおしゃれストリート赤峰街にあるこちらのデザート屋さん。
貨室甜品
台北市大同區赤峰街71巷34號
このストリート一帯はおしゃれなカフェやブティック、古着屋、雑貨屋などが集まっていて
流行に敏感な台北っ子が大好きな場所です。
中山駅からお隣の雙連駅まで広がっていて、このデザート屋さんはどっちかというと雙連駅寄りに位置しています。
このお店はモダンスタイルな台湾の伝統的デザートを出すお店で、
仙草やタロイモ、その他の豆などを使ったデザートが豊富。
盛り付けもかわいいのでインスタでも大人気なお店です！
店内はシンプルで、テーブル席が４つとカウンター席があります。
人気店なので週末は並ぶかもしれません。
私は今回、このお店のインスタにて夏限定のマンゴーかき氷を見て、とてもおいしそうだったのですぐに来店しました。
それがこちらのかき氷！
マンゴー×四季春茶（台湾の烏龍茶の品種）のかき氷です。
お値段２５０元なので安くはないのですが、お茶とマンゴーの組み合わせが珍しかったので試さずにはいられませんでした。
食べてみて、マンゴーがおいしいのは分かっていたのですが、お茶シロップのおいしさに感動！！
お茶の渋味が少し感じられ、甘すぎず、パクパク食べれるおいしさです。
氷の山を削っていくと、中にはライムだったかな？のゼリーが隠れています。
こちらも弾力のあるぷにぷに系のゼリーでとてもおいしくて、
白玉団子ものっているのでいろんな味と食感が楽しめ、最後まで飽きずに食べれるとてもおいしいかき氷でした。
２５０元の価値大有りです！！
お店の最低消費が一人一品注文だったため、実はもう一つかき氷を頼んでいました。
左の黒い方はなんと鉄観音茶かき氷！
あずきと甘く煮たハトムギがのっていて、台湾伝統スイーツ的なトッピングになっています。
黒いシロップがなかなか衝撃的ですが、鉄観音茶は濃いお茶なのでこんな色になるのでしょう。
鉄観音茶は苦味があるお茶なのですが、シロップにもしっかりとその苦味があり、これは結構大人の味！
お茶の風味が好きな方は気に入る味だと思います。
鉄観音茶はよくアイスクリームにされますが、シロップを使ったかき氷は私も初めて食べ、なかなか感動した一品でした。
おしゃれなストリートでのウィンドウショッピングの休憩がてらに
こちらのお店でスイーツを食べるのはいかがでしょうか？
店内には日本語メニューが用意されてるので、中国語ができなくても安心して行けます！
まとめ
台北のおすすめかき氷店２選、いかがでしたでしょうか？
私はもう台湾に１０年ほど住んでいますが、年々かき氷のレベルが上がってきていて、ここ数年は特にクリエイティブなメニューが増えたように感じます。
毎年夏にできるだけ食べたことのないお店にチャレンジしていますが、数が多すぎて追いつきません。（笑）
台湾に来られた際はぜひ！
日本になさそうな、台湾オリジナルのかき氷をお試しください！