ウィズコロナの方針を打ち出した台湾!
国内の規制緩和はもちろん水際対策の緩和を進める動きが出始め、徐々に観光客を受け入れる準備も検討!
台湾旅行まで・・あと一歩!
コロナが始まってから3度目の夏!
台湾における入境の様子や入境後の隔離措置、現在の台湾コロナ最新情報、
そして気になる旅行再開目途などの情報をご紹介したいと思います。
もくじ
台湾入境の為の事前手続きについて
現在
- 中華民国国籍者及び居留証保持者
- 上記の条件を満たす家族で家族ビザをお持ちの方
- 商用目的の外国人渡航者
- 入国許可を保有する学生
他、7月25日より、
- ボランティア活動
- 布教活動、研修(宗教教義)
- インターンシップ
- 国際交流
- ワーキングホリデー(青少年交流)
を目的とする外国人の入境申請を開始しました。
従って、上記に該当する方は全員、台湾入境の為の事前手続きをしなければなりません。
何をしなかればいけないかというと、
①入国する為のVISAの取得
②入国検疫システムのオンライン申請
入境檢疫系統(航機版)Quarantine System for Entry (Aircraft version) – 衛生福利部 (mohw.gov.tw)
③搭乗前2日以内に行うPCR検査陰性証明書
④入境後の施設予約(隔離場所)
です。
※VISAに関する詳細は、台北駐日経済文化代表処のホームぺージでご確認下さい。
中華民国国籍者及び居留証保持者、台湾でトランジットをするすべての方は、
7月14日0時よりPCR検査陰性証明書の提出が免除となりました。
その為、居留証保持者の筆者は、台湾入国の48時間前から入力が可能となる入境検疫システムのオンライン申請をするだけで、
入境前の事前手続きが済みました!
入境検疫システムでは、個人情報はもちろん、入国する際のフライト情報、入国後の検疫場所を入力する必要があります。
1週間あたりの入境者数制限は4万人!入境時、空港でやるべきこととは?
事前に入境検疫システムを登録すると、入境する4時間くらい前に衛生福利部(CECC)
からスマホにメッセージが届きました。
メッセージに添付されたサイトを開くと、パスポート番号の後部番号6桁を入力、
その後、
「入境居家檢疫申報憑證(Health Declaration Certificate)」
「旅客入境健康聲明暨居家檢疫通知書(COVID-19 Health Declaration and Home Quarantine Notice) 」
が表示されるので、スクリーンショットをして、検疫場所にて確認後、入国の手続きになります。
この検疫チェックが長蛇の列でした。
検疫チェックが終わると、2回分の家庭用簡易検査キット
と後に行う唾液検体のPCR検査容器を渡されます。
検疫チェック後は、入国審査→手荷物受取→空港内にて、PCR検査を行います。
入境者の混雑がない日は、整理券がないそうですが、筆者の入境時は、大変混雑していた為、整理券が配られました。
番号順に呼ばれPCR検査場へ向かいます。
こちらも同じく長蛇の列・・
PCR検査が終わった後は、すべての検疫が終了。
・・ということで、「検疫」と書かれたシールが渡され、服につけるように指示されました。
検疫場所までの移動は、家族や友人のお迎え及び、防疫タクシーや防疫バスの利用となります。
3日間の在宅検疫+4日間の自主防疫を実施!
現在の入境検疫日数は、6月15日より3+4日。「1人1戸」又は防疫ホテルでの滞在が条件となります。
入境日は0日目となるので、入境の翌日から3日間の隔離です。
去年15泊16日のホテル隔離を経験している筆者。今年は、自宅での隔離3日間なので、とってもラクチン♪
入境日1日目からの3日間、市の派出所から毎日健康管理の電話がかかってきます。
在宅検疫期間中は、スマホにGPSが設定されている為、絶対に電源を落とさないことが条件です。
この隔離期間初日には、政府から防疫物資が家に届きます。
どんなものかというと、こちら↓
マスク5枚とゴミ袋2枚・・でした。
去年のホテル隔離の時は、いろいろ食材をいただきましたが・・
ちなみに台北市は、このような感じで、カップ麺やお菓子などの防疫物資がもらえるそうです。
新北市との差は・・⁉
4日目以降の自主防疫期間は、
簡易抗原検査キットを2日おきに実施し、陰性結果をもって、出勤や生活必需品の購入が可能です。
外出時はマスク着用、社会的距離を保ちながらの行動となります。
ビジネス業務以外での外食は禁止。医療機関にて、緊急でない診療や検査も不可になります。
政府の情報によると、今後0+7日を検討しているとの事なので、近い将来隔離の日がなくなることを望んでいます。
台湾国内のコロナの状況は?
8/4の国内感染者数累計 4,675,128人 死者数累計 9,082人
5月末にピークを迎えてから徐々に感染者が減少し、
最近では、1万人台まで減りましたが、BA.5の市中感染により、今後の感染者数は増えつつある現状です。
とはいえ、マスク着用条件や飲食ルールが一部緩和され、街中は人出が多く、コロナ以前日常が戻りつつあります。
旅行再開目途は?台湾旅行はできる?
政府が掲げている方針は、
第一に感染予防にそった国内旅行
第二に、団体・個人旅行などの観光喚起政策
第三に「感染が抑えられている国からの国際観光の実施」
という流れで、旅行客の受け入れ再開となります。
年内には?という希望がありますが、
やはり各国のコロナウイルスの状況次第となるので、時期については定かではありません。
1日も早い日本⇔台湾間の旅行が再開される事を望んでいます。
※2022年8月現在の状況です。