ミシュランビブグルマン獲得の台湾料理店「雙月」がめちゃくちゃおいしい!

どうせ台湾旅行に来るなら現地の人に人気のお店で食べたい!
と思われる方、多いですよね。

ガイドブックのお店は安心でいいけども、本当に現地の人に人気店なのかよく分からない・・。
私も他の国に旅行に行く時はそう思ってしまいます。

現地の人に人気で、さらにミシュランビブグルマン獲得店ならおいしいこと間違いなし!
さらに、台湾の庶民的な料理のお店でおサイフにもやさしい。
台北ではかなり有名店なのですが、ようやく足を運ぶことができました!

実際に食べてみたら、人気なのが納得できるほど
何を食べてもものすごくおいしかったので、この記事で紹介していきます。

6年連続ミシュランビブグルマン獲得店【雙月食品社】

その大大大人気のお店はこちら!

雙月食品社

ウェブサイト

濟南店
100台北市中正區青島東路6之2號

いくつか店舗がありますが、今回はこの濟南店にしました。
青島店という店舗がこのすぐ裏、一本手前の筋にあります。
台北市内にはあと二店舗あるので、行きやすい場所を選んで行けるのがいいですね。

人気店なのは重々承知だったのですが、平日の13時ごろ、
ランチのピークタイムを少し過ぎたあたりで行ったのに人だかりが!

多分これは全然マシな方で、週末なんかだともっと混んでいると思います。
予約ができないので、現地で番号を取って待つしかありません・・・。

この時は20分ほど待てば入れました!

待っている間にメニューをもらえるので、何を食べるか考えることができます。

この「特価」になっているのが期間限定なのかは分かりませんが・・・。

でも見る限りどれもそんなに高くない!
リーズナブルでおいしいのは最高なので、期待大です。

メニューに注意書きがあって、

この一番下の部分なのですが、

用餐時間40分鐘

中で食事できる時間は一組40分の制限があります。

これだけ行列ができるお店なので、座ってぺちゃくちゃ喋られたら回らなくなるので納得ですが
40分という短さは初めて見ました!
だいたい人気店でも1時間なのですが。

でも待ってる側からすると、結構回転が早いのでありがたいですね。

レストランの中の様子

この店舗は比較的新しいのか、中がとてもきれい!

たくさん席があって、私が行った時も満席でしたが、特に狭いと感じることはありませんでした。

全部が木のインテリアなので温かみがあります。清潔度も問題なし! お店に入ってすぐのところに、ルーウェイというおかずがキャビネットに入っています。

たくさん席があって、私が行った時も満席でしたが、特に狭いと感じることはありませんでした。
全部が木のインテリアなので温かみがあります。
清潔度も問題なし!

お店に入ってすぐのところに、ルーウェイというおかずがキャビネットに入っています。

これは街の小さなご飯屋さんでもある定番メニューですが、
ここのは特においしそうに見える・・・!

そして入口のところでは、普通に購入できる食品もありました。

瓶に入っているのはこのお店特製の剝皮辣椒(ポーピーラージャオ)、青い唐辛子の漬物です。
これも台湾ではメジャーな食べ物で、花蓮の名産なのか花蓮にいくとたくさん売られているのを目にします。
台湾通になってくると、これとチキンのスープを食べる機会が必ずあるはず。
唐辛子なんですがピリ辛程度で、深~~~い味がしてとてもおいしいです。
私もこの漬物を自分で購入して、家でスープを再現しようとしてみたぐらい大好き。
このお店のは絶対おいしいはず!!

あとは、家で作れるインスタント麺の販売も。

ピンクの方は実際にオーダーして食べた麺なのですが
あの味がお家で楽しめるなんて・・・!
と思い、ちょっと買いそうになりました。
次行ったら多分買っちゃうと思います。

こちらのお店のシステムは、まず先にオーダーして支払いをし、
番号札を渡されて席に案内されます。

こちらをテーブルの上に置いて料理が到着するのを待ちましょう。

お箸やれんげ、お茶などは自分で取りに行くスタイル。

分ける用の皿やお椀などもここにあるので、必要なものを取りましょう。

実際にオーダーしたもの

このような家庭料理のお店は台湾では出てくるのがとにかく早い!
混んでいるにもかかわらず、こちらのお店でもそんなに待たずに料理が運ばれてきました。

まず、絶対に食べたかったがこちらの愛恨椒芝麵という麺。

ゴマダレをからめたピリ辛・汁なし麺は台湾では定番料理なんですが
ここのお店のはSNSでも大人気!!
とってもおいしいという評判を知っていたので、一番食べたかったメニューです。

私は個人的にゴマダレはめちゃくちゃ好き!というほどではなく
ゴマドレッシングなどは苦手な部類に入るのですが
この麺は一味違って、コクがあってとてもおいしかったです。
ピリ辛なのもアクセントがあっていい!

麺の茹で加減も柔らかめが好まれる台湾にしてはアルデンテ気味で
最後まで飽きずに楽しめた麺でした。
一人前のこのサイズもちょうどよかったです。

一緒に行った人が頼んだのは、雞汁拌飯というもの。
チキンスープがかかったご飯です。

シンガポールチキンライスのご飯といった感じでしょうか。
味見させてもらったところ、優しい味だけどしっかりとチキンの味があって
こちらも絶品。

そしておかずのためにルーウェイも頼みました。
台湾式おでん、とも訳されますが、煮込んだおかずの盛り合わせです。

豆干(ドライ豆腐)、茎わかめ、
煮玉子、それからミミガーをチョイス。

これに特性のタレと、しょうががわんさか盛られて出てきます。

予想通り、どれもこれも全ておいしかったです。
タレがちょっと甘いのがアクセントになっていい感じで
結構量があるのにパクパク食べれちゃいます。

そして、このお店でマスト・オーダーなのが種類がたくさんあるスープ!
紹介してるどのSNS見てもスープをオーダーしてます。

そしてそのスープの特徴は・・・

見た目のインパクト大!!!
結構な盛り具合で出てくるんです。

こちら↑のスープは香菇燉雞腿湯、しいたけと鶏もも肉のスープです。

台湾のしいたけが入ってるスープはだいたい乾燥しいたけなので
風味がすごい!

中にはキャベツなんかの野菜も入っていて
これだけでお腹いっぱいになりそうです。

スープは二人でシェアでも良かったぐらいなのですが、
どうしてももう一種類食べたいものがあったので、そちらもオーダー。

こちらは蒜好好燉雞腿湯、ガーリックと鶏もも肉のスープです。

ガーリックがごろごろ入っているのですが、
じ~~~っくり煮込まれているので食べたあとも匂いなし!
ほくほくでとてもおいしいガーリックです。

スープもガーリックからしっかり出でいる味とチキンの風味があり
あっさりなのに大満足できます。
そしてガーリック山盛りなので、食べていると暑くなってきます。
風邪を引いた時なんか、一発で治りそう!

私は他のものも食べているとさすがにスープまでは完食できなかったので
お持ち帰りの容器に入れてもらいました。

台湾ではだいたいどこのレストランでも食べ残したものをお持ち帰りさせてくれるので
お家に帰ってからもう一度楽しめます。

日本ですと衛生面が厳しくてあまりイートインしたもののお持ち帰りはできないように感じるので
これは台湾のすごくいい所。

何を食べても本当においしくて、6年間連続でビブグルマン獲得しているのも納得です!

まとめ

というわけで、台湾の現地の人たちにも大人気なビブグルマン獲得有名店の紹介でした。

普段はあまりミシュランなど賞にこだわらずにレストランを探しますが
ここだけはSNSで見てどうしても行きたかったお店!

実際に食べてみたら、一見シンプルな料理に見えるのに
どれもこれも素晴らしくて私も大好きなレストランになりました。

ただ待たないといけないのがネックですが・・・。

待つのが嫌な方は、Uber Eatsでオーダーするという手もあります。
訪問後しばらくして一度家からオーダーしたことがありますが
そんなに待ち時間なしで届きました。
旅行で来てる方でも、ホテルからオーダーしてみるのもいいかも。

気になる方は、台北旅行の際ぜひ行ってみてください。