木柵鉄観音~日本のほうじ茶にも似た味わい~

木柵鉄観音茶とは

台湾を代表する「台湾四大銘茶」と呼ばれる茶葉の1種で、台北市文山区木柵で生産されている中発酵(30~50%程度)の名茶です。

このお茶の重要な工程は、丸く締まった茶葉に、火入れ(焙煎)をしていく作業です。

何度も焙煎コーティングをしながら、内部に残っている水分(成分)に反応・循環させ、熟成環境を整えていきます。

昔ながらの高発酵・重焙煎の鉄観音製法で、手間と時間をたっぷりとかけた伝統的なお茶です。

木柵鉄観音茶の歴史

木柵鉄観音は台湾の北部、台北市の文山区を起源としています。

1900年頃、中国福建省安渓を産地とする安渓鉄観音の苗とその製法が張逎妙兄弟によりこの地域に持ち込まれたのが始まりです。

その後、安渓鉄観音が発酵・焙煎の軽い『清香型』へと変化していった一方で、

木柵鉄観音は発酵・焙煎の強い昔ながらの鉄観音を今に残すお茶となっています。

木柵鉄観音茶はどんな味?

お茶の色合いは黄金色で、日本のほうじ茶に似た芳醇な味わいです。

香りは蜜や柑橘系のような甘い香りが漂います。

木柵鉄観音の水色は琥珀色をしており、

乾燥フルーツのような甘い香りと口の中に広がるふくよかな甘い余韻が特徴です。

木柵鉄観音茶の美味しい飲み方

木柵鉄観音は、発酵と火入れが強めなので、あまりに強く茶葉に湯を当てたり、

長めに漬け置きすぎると、渋みや苦みの方が際立つことがあります。

温めた茶器に沸かしたての熱湯で短時間で淹れましょう。

木柵鉄観音茶を購入するには

当店では木柵鉄観音茶の茶葉とティーバッグを各2サイズご用意しています。

ライフスタイルに合わせてお選びくださいませ。

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