蜜香紅茶～蜜のような甘い香りと深い余韻～

蜜香紅茶は包種茶の産地として知られる、台湾の新北市坪林区で生産されている完全発酵の紅茶です。

東方美人茶と同じ製法・生産で、ウンカを利用しています。

この蜜香紅茶は生産量が少なくほとんど台湾国内で消費されてしまうため、日本ではお目にかかる機会が少ない希少な紅茶です。

蜜香紅茶のはじまりは、19世紀に虫が噛んで売り物にならなくなった茶葉を使って製茶してみたところ、蜜のような甘さとまろやかな風味になったことがきっかけです。

その虫とは「ウンカ」という害虫で、一般的には茶葉を栽培するにあたり害になると考えられる虫です。

しかし台湾では、ウンカに茶葉を噛ませることで茶葉本来が持つ「自然治癒力」を引き出し、甘い蜜のような香りを放つようになる独自の製法を確立.

ウンカに噛まれた茶葉をひとつひとつ手摘みで収穫し、独自の製法を用いて完全に発酵させて仕上げられたのが「蜜香紅茶」です。

蜜香紅茶は大変な手間と時間をかけて作られているため生産量に限りがあり、生産された紅茶のほとんどは台湾国内で消費されてしまうというわけです。

蜜香紅茶は、その名の通りまるで蜜のような甘い香りのするお茶です。

お茶の色は深みのある琥珀色で名前の通りに濃厚で芳醇な蜜の甘い香りと、渋みのないマイルドな味わいが楽しめます。

クセが少なく、多くの人から愛されています。

100℃のお湯で淹れると少し渋みが出てしまいます。
お好みによりますが渋みがお好きでない方は95℃のお湯で淹れるとまろやかな味わいとなります。

ミルクティーにしてもおいしく飲むことができますよ。

当店では蜜香紅茶の茶葉とティーバッグを各2サイズご用意しています。ライフスタイルに合わせてお選びくださいませ

蜜香紅茶～蜜のような甘い香りと深い余韻­～