美しい海岸線に緑豊かな山の脇を走る「深澳レールバイク」は、
台湾北東部に位置する近年話題の観光スポットです!
潮風を浴びながらひた走るサイクリングで、爽快リフレッシュ!
開放感抜群!
更に、日本とかかわりのある歴史もあり。
ここでは、レールバイク誕生秘話から乗車体験、予約方法、
そして、港町「深澳」の海鮮料理やカフェを紹介致します!
もくじ
歴史深き誕生ヒストリア!深澳レールバイクとは?
深澳レールバイクは、中国語で、「深澳鐵道自行車(Rail Bike)」という名称であり、
深澳駅から台鐵「八斗子駅」を結ぶ片道1.3㎞を走る自転車のような乗り物です!
鉄道の廃線跡を利用したレールバイクの歴史は、遡ること日本統治時代の1935年。
金瓜石で採掘された鉱物を運搬する目的で建設された路線でした。
かつて深澳にある火力発電所に石炭を運び、台湾の炭鉱業発展に尽くした最も重要な路線でしたが、
惜しくも1962年に運行停止。
その後は、東シナ海に面する見渡しの良い景色沿いに、オシャレなカフェが立ち並び、
廃線跡上で撮影をする台湾人たちの知る人ぞ知る撮影スポットに!
元々海岸に面する風土豊かな土地柄とあり、徐々に観光客が増え、
2018年末にレールバイクが開通!
深澳エリアを代表する新たな観光レジャースポットになりました!
深澳レールバイクの予約方法&料金は?
予約方法は、下記の公式サイト「訂票系統(予約サイト)」にて、
Rail Bike 深澳鐵道自行車官網 | Rail Bike 深澳鐵道自行車官網
先に会員登録を済ませた後、ログイン。
または、FBからログインしてアクセスし、乗車チケットを予約することができます。
※予約は、中文のみとなり、会員登録時に台湾の住所入力が必要となります。
日本からアクセスの場合、予約ができない可能性があります。
他、7-11に置かれている電子端末「ibon」の地方観光活動からチケットの購入も可能です。
完全予約制となってはいますが、窓口にて当日に空席がある場合、予約なしでもチケットを購入することができます。
休日は混みあう為、当日予約が困難である場合が多いですが、平日であれば乗車できる確率が高いでしょう。
価格は、片道TWD150(日本円:約593円)。往復は、TWD250(日本円:約989円)です。
往復で予約すると割引価格で購入ができます!
海岸線をゆく!海と山の風景ウォッチングで爽快サイクリング
こちらがレールバイクです。
車体は、可愛らしいフグの形をしており、ブルー/ピンク/イエロー/グリーンの4色!
すべて2人乗り用になっています。
ペダルを漕いで進む乗り物なので、少し大きな自転車のような感じです。
座席の位置は調節が可能です。シートベルトがあるので、しっかり締めて安全を確認してから、
係員の指示にしたがって、出発しましょう!
出発時には、ブレーキがきくかどうかの確認があります。
それでは、いざ出発進行~♪
深澳の観光スポットとなる、豆腐岩・象鼻岩・山景岩から誕生したマスコットがお見送り!
何とも言えないゆるキャラに癒される~♡
最初はペダルが重いな・・という感じでしたが、漕ぎ始めると、スムーズに動き出します。
最初に見えたのは、石炭搬出工場の廃墟です。
かつてこの地に台湾の一大産業を築いた爪痕として残る歴史ある建物!
退廃的な美しさがたまらない!ノスタルジーを感じる~♪
先をいくと、トトロの森に迷い込んだような緑あふれる山間の風景になります。
気温30℃以上の灼熱サウナ状態でしたが、山から吹き付ける風が心地よい~。
冬場はちょっと寒いかな?
自然の森を抜けると、目の前にはトンネルが!
中へ中へと進んでいくと、キラキラと煌めくライトアップされた世界へ!
まるでディズニーのアトラクションにのっているかのような気分にさせられ、ワクワクドキドキ♡
こんな演出があるだなんて・・♡
子供は大喜び♪
カップルの方は、ロマンチックな気分に浸ることができるでしょう♡
トンネルを抜けた先には、真っ青な東シナ海が一望!
レールバイクの見どころスポットがたくさんある中での筆者オススメは、なんといってもこの景色!
眩い光に煌めく穏やかな海は、遠くの地平線まで見渡せるほど、透き通っています!
潮風にふかれながら、雄大な風景が楽しめますよ。
さて、この絶景スポットを通り過ぎると、民家が立ち並ぶ居住地帯を走ります。
線路の左右には、可愛くペイントされたキャラクターの絵がたくさん!
住民の洗濯音や、お料理をする音なんかもあちらこちらから聞こえてくるので、
台湾人の生活を垣間見ることができるでしょう。
住宅地をぬけて、右手に海がみえると、終点!
「八斗駅」に到着です!
八斗駅からは、各駅停車にのって、「九份」の最寄り駅瑞芳や猫の街「猴硐」へアクセスすることができます!
電車でアクセスしてきた方は、八斗駅から深澳駅まで、レールバイクでの走行になります!
【深澳鉄道自行車】
住所:新北市瑞芳區建基路二段121號
営業時間:9:00~17:00(毎月第3週目の水曜定休日)
電話:+886‐2‐2406‐2200
深澳漁港の海鮮もオススメ!
ゆったりとした時間が流れる小さな港町では、新鮮な海の幸が堪能できるレストランが立ち並んでいます。
漁港のレストランを歩いていると、お店の方々がメニュー片手に声をかけてきます。
行き当たりばったりのレストランでもあまり外れがないのが、なんといっても漁港の魅力!
新鮮で美味しい海鮮類を食べることができますよ!
筆者の大好物は、炒海瓜子(あさりの炒め)!
外側はサクサク、中はもっちりの蝦餅(エビのすり身揚げ)もうまい!
蛤のスープ。
などなど、美味しいメニューが盛りだくさん!
もちろん刺身や蒸し魚等もあります。
また、海に面した絶景カフェも見逃せません!
周辺を観光した後の休憩にぴったりです。
【深澳漁港】
住所:新北市瑞芳區Unnamed Road付近
今後より注目される深澳エリア!
美味しい魚介類に開放感あふれる海の絶景、深澳レールバイクのアクティビティー!
駅からの無料循環バスにアクセスすれば、深澳の観光スポット「潮境公園」や「象鼻岩」
「海洋科学博物館」などが楽しめるので、是非訪れてみて下さいね♪
新たな台湾を発見することができるでしょう!