もくじ
三峽區の山奥にある大熊櫻花林
まず、大熊櫻花林の位置をちょっと見てみましょう。
三峽區は、新北市の中でも桃園市(桃園国際空港がある市)にほど近いところに位置します。
大熊櫻花林は、住所上は三峽區なのですが、上の画像を見てもわかるように、三峽の市街地からはかなり離れています。(○で囲った三峽區辺りが市街地です)
Googleマップで調べたところによると、台北駅からは車で約1時間、MRT板南線(ブルーライン)の南の終点・頂埔駅からは車で30分ほど。
公共交通機関で行く場合、大臺北公車(バス)のF629が通るバス停・竹崙茶廠が最寄りになりますが、そこから約5km(徒歩約1時間)かかります。
ということで、公共交通機関ではなくタクシーを利用して行くことをおすすめします!
毎年1~4月に開園
大熊櫻花林は一年中オープンしているわけではなく、毎年1月1日から3~4月頃までと(台湾の)お花見シーズンのみオープンしています。
↓の写真には4月30日までとありますが、お花のシーズンではなくなったら閉園のようです。
入園料は小学生以上100元/人、幼稚園児以下は無料です。
植えてある桜の種類と見頃が書いてあります。
大熊櫻花林のFacebookページによると、園内にはカンザクラやカワヅザクラ、ヤエザクラ、フジザクラ、ヨシノザクラなど、3,800本以上の桜の木が植えてあるとのこと。
ボードには咲いている場所と開花状況が。
↓の写真にある「最高處(電塔)」は一番高い場所。
赤いエリアに近づくにつれて、標高が高くなる感じです。
(日本でおなじみのソメイヨシノは、一番高いエリアに植えられています)
園内はだいたいどこも結構急な坂道なので、車イスやベビーカーなどの方は入園が難しいかもしれません。
※公式Facebookページに、「車イスでの入園はおすすめしない」とありました。
ソメイヨシノの淡いピンクと台湾ヤエザクラの濃いピンクの中間ぐらいの色の桜。
ご覧のとおり、山の中です!
筆者が楽しみにしていたソメイヨシノも、少~しだけ咲いていました!
(台湾の桜もキレイだけど、日本人としてはやっぱりソメイヨシノこそ「桜!」という気がしますね……!)
このときは2月中旬。
一番高いエリア(比較的寒くなる?)に植えてあっても2月中旬に咲き始めるのは、やはり日本の開花時期と比べるとだいぶ早いですね。
筆者が訪れた日は歩いていると暑くなるくらいのいいお天気。
ちょうどよく青い空と、ピンクの桜が映える写真が撮れました!
見ていただくとわかるように、傾斜がかなり急です。
雨の日の翌日などは滑りやすくなっているかもしれないので、要注意です!
たくさんの人が写真を撮って楽しんでいました。
早めの入園がおすすめ!
筆者が訪れたのは、旧正月連休の最終日。
連休中日ほどではなかったようですが、園内はかなり混雑していました。
行きは比較的朝早い時間だったので、そこまで道は混んでいませんでしたが、見終わって帰るとき(お昼過ぎ)には山道が大渋滞!
バイクであれば車の横を通って進めるのでそこまで待たずに済むかもしれませんが、車は特に駐車するのも大変だと思います。
お花見シーズンは早めの時間帯に行くことをおすすめします!(開園期間中は朝7時オープン)
開花状況はFacebookページでチェックできるので、訪問前にぜひ見てみてください。
なお園内にはトイレ(工事現場にあるようなプレハブっぽいものだったので、あまりキレイではないかも……)あり。
レストランはありませんが、軽食や飲み物を売っている休憩所はあります。
食べ物・飲み物の持ち込みはOKなので、歩き疲れたときにエネルギーチャージできるよう、簡単につまめるものを持って行くといいかもしれません。
(ゴミは指定のところに捨てるか、持ち帰りましょう!)
三峽には赤レンガの建物が建ち並ぶ三峽老街もあるので、お花見を楽しんだ帰りはそちらに立ち寄ってみるのもいいかもしれませんね。
三峽大熊櫻花林
- 住所:新北市三峽區竹崙路228號
- 電話:02-26681386
- 開園時間:7:00~18:00
- 開園期間中は無休
- FBページ
台湾でもお花見を楽しもう!
日本人としては淡いピンクのソメイヨシノが恋しくなりますが、台湾の濃いピンク色の桜もズラッと並んでいるととてもキレイです!
1~3月に台湾に来たら、ぜひ早めのお花見を楽しんでくださいね。