烏龍茶コンテストの受賞について

台湾では、5月と12月に、春茶と冬茶のコンテスト(=比賽・ピーサイ)が各地で行われています。茶農家や茶師は、権威のあるコンテストに、最もできの良い茶葉を出品します。台湾の数あるコンテストのなかでも、台湾最大級・最高峰といわれているのが、台湾四大銘茶の「凍頂烏龍茶」の産地・台湾中部南投県の「鹿谷郷」で行われている、高級烏龍茶コンテスト(比賽)です。多いときでは、約 4500件以上の茶農家の茶葉が出品されています。

コンテストの順位は、最高賞である特等奨、頭等奨(頭等1~10)、貳等奨、參等奨、優良奨、淘汰に分けられます。

特等奨は、1名だけ選ばれますが、一生のうちに数回程度といわれており、頭等奨(全体の約2%程度)に入賞できれば、茶農家や茶師にとっては、品質と技術が認められたことになります。

当店では、2017年(民国106年)冬季の高級烏龍茶コンテストに受賞した茶農家さんの茶葉も、販売しております。(阿里山烏龍茶、杉林溪烏龍茶、大禹嶺烏龍茶、梨山烏龍茶、鹿谷鄕凍頂烏龍茶)

ぜひ、味や風味の違いを楽しんでみてください。

2020年春のコンテストで金質奨を受賞しました!

受賞した凍頂烏龍茶は今後、お店とカフェで販売予定です。