台湾は去年10月より観光旅行が再開され、徐々に日本からも旅行で来られる方が増えてきました。
春休み~ゴールデンウィークにかけてが、暑すぎずにいい時期なのもあってか
夜市などの観光スポットで日本語が聞こえるようになってきています。
コロナ以降3年ぶりにこうやって街中で日本語が聞こえるようになり、在住者としては嬉しい限りです!
台湾を旅行される際、昼間は人気の九份や故宮博物院などいわゆる観光スポットへ行き
夜は夜市で食べ歩きをするのが定番コースかと思いますが、
時間があればトライしてもらいたいアクティビティがあります。
しかもお店は早朝までやっていて、週末は地元の人で賑わう場所、
それがエビ釣りです!!
どこでできるのか?
値段は?
など、解説していきます。
もくじ
エビ釣り場がずらっと並ぶとある場所
エビ釣り場は台北では街中にも一箇所存在します。
観光スポットとしても有名なお寺・行天宮から徒歩5分ほどの場所に
室内エビ釣り場があり、アクセスが一番いいのはそこになります。
全佳樂釣蝦場
住所:台北市中山區錦州街190號
営業時間:16:00~3:00
ここはアクセス面では一番行きやすくて便利なのですが、エビ釣り場としては少し狭め。
そして週末の夜なんかの混んでる時は、待ち時間が発生する場合もありそう。
ですが設備的には他と変わらないので、体験することはできます!
私がおすすめするエビ釣り場はこちら。
外雙溪車輪釣蝦場
住所:台北市士林區至善路二段485號
営業時間:10:30~4:30
ここは実は故宮博物院の近く、山の中にあります。
最寄りのMRT駅は士林駅になるので、そこからタクシーで10分、またはバスで15分ほど。
このあたりは台北のエビ釣り場が大集合しているところで、
この通り沿いにずらーっと何軒も並んでいます。
士林駅でタクシーに「釣蝦場(ディァオシアチャン)」と言えば間違いなくここのあたりへ連れて行ってくれます。
この時は特に事前にお店を決めていたわけではなく、
午後に行ったのでその時間に営業しているところで、そこそこ人が入っている場所を選びました。
結果、人気店だったようです。
エビ釣り場のシステムと遊び方
だいたいのエビ釣り場は、入口近くにカウンターがあってイートインスペースがあり、
奥に釣り堀があるセットアップになっています。
この日は平日の昼間だったので釣り堀は一つしか水が貼られてませんでしたが、
忙しい時間帯には二つの釣り堀が用意されるはずです。
入ったら、まずはカウンターへ。
こちらのお店は1時間350元ですが、まずは2時間分を支払うシステム。
このように入った時間が書かれた紙をもらえるので、自分で何時間いるか確認することができます。
1時間で出る場合は、時間が来たらこれを持ってカウンターまで行くと返金してもらえます。
逆に2時間以上延長して遊ぶ場合は、後で差額を支払うことになります。
台湾にはエビ釣りのプロみたいな人がいて、その方たちは自分で竿も餌も持参するのですが
普通に遊びに行く一般人は、竿と餌は施設内で無料で借りられます。
餌は干しエビ。
ミミズとかじゃなくて動かない餌なので、難易度が低めかも・・。
この時は平日の昼間でガラガラだったので、店員さんも暇だったのか、糸の長さの調節など手伝ってくれました!
そして私は前に来たことがあるものの、もう何年も前でほぼ初心者と伝えたら
釣り方を教えてくれて、最初の1匹釣ってくれました。ラッキー(笑)
釣れたエビはこんな感じ。
エビをキープする網も借りれるので、それを釣り堀に浸るように設置できます。
なので遊び終わるまではエビはそこに入れておきます。
フックからエビを外す時、持つところが悪かったりもたもたしてるとハサミで挟まれるので注意!
なかなか痛いです・・・。
私はこの時は3時間エビ釣りをして4匹しか釣れず。
一緒に行った人は10匹くらい釣ってたので、まだまだ練習が必要なようです。
釣ったエビはその場で調理!
エビ釣り場で釣ったエビは、なんとその場で食べることができます!
これがエビ釣りに行く一番の楽しみなんです。
エビ釣り場にはだいたいキッチンがあり、その他のフードをオーダーすることもできます。
メニュー内容は熱炒店(ラーチャオディエン)、台湾式居酒屋メニュー。
お酒が進む料理が多いです!
エビ釣り場ではカウンターのところでビールやドリンクも購入できるので
釣ったエビも食べながらそのままディナー!ってする人もかなり多いです。
エビを調理する前は、もちろん各自で処理をしないといけません。
水道があるので、そこで一通りエビの足や触覚を切って串に刺します。
塩が盛られたバットが置いてあるので、塩をまぶします。
私はこの時にかなり塩まみれにしてしっかり下味をつけます。
そして、備え付けのグリルで火がしっかり通るまで焼きます!
この時他のお客さんが焼いていることもあるので、自分の分がどれか分かるようにしておくのが大事。
しっかりと焼けたので、この場でエビ祭り開催!!となるわけです。
なお、ここのエビ釣り場では野良猫がたくさん遊びに来ていて
エビのおこぼれを常に狙っているので注意しましょう。
フレンドリーな猫が多くて寄ってくるのですが、塩分があまり猫には良くないのであげるとしたら中身の塩があまりついてない部分だけにする方が良さそうです。
まとめ
街中にもエビ釣り場があると書きましたが、私がおすすめするのはこちらの山奥のエビ釣り場!
エビ釣り場がずら~~~っと並んでいて、地元のプロエビ釣り師の人もたくさん来る場所なので
台湾のローカルな雰囲気が味わえてとてもいいと思います。
このあたりのエビ釣り場は、施設によっては朝4時までオープンしているところもあり、
夜市のあと1時間くらいさくっと遊びに!なんてことも可能です。
大人も子供も楽しめるこの台湾ならではのアクティビティ、
おいしいエビもその場で食べられるし、観光で来た方にも是非行ってみて台湾感を味わってもらえればと思います!