夜を彩る台湾のビッグイベント!「台北ランタンフェスティバル2023」

台湾ランタンフェスティバルをご存じですか⁉

実はこのお祭り、世界中から多くの観光客が訪れる世界でも有名な祭典の一つなのです!

毎年開催場所や展示物も変わり、年々進化を遂げる国を挙げての一大イベント!

今年の開催は、なんと23年ぶりとなる台北で行われました♡

幻想的な光に包まれるランタンフェスティバルの由来や開催時期、お祭りの様子を

ご覧下さい♪

年に一度のお祭り♪台湾ランタンフェスティバルとは?

ランタンフェスティバル=中国語では、「台灣燈會(dēng huì)」と呼びます。

毎年、台湾の各地で開催される台灣燈會。

台灣の伝統的なイベント「燈會」は、なぜ行われるようになったのか?

その理由は、中国の春節、旧暦の元旦から数えて15日目にあたる最初の満月の日(元宵節)に由来します。

この元宵節がお正月を迎えてから終了する重要な一日となり、

昔から台湾の元宵節では、各寺院で燈籠(ランタン)を灯して、

爆竹を鳴らし、邪気払いや吉祥を祈るお祝いをしていました。

これが現在のランタンフェスティバルの起源となり、毎年多くの燈籠(ランタン)を飾り、平和を祈る盛大な祝典に発展しました。

このような文化習慣的背景により、台湾ランタンフェスティバルが開催されるわけですが、

世界中から多くの人が集まるイベントへと発展したのは、1990年に入ってからなのです。

以来34年にわたり毎年台湾の各都市で開かれるフェスティバルは、今年(2023年)は実に23年ぶりに原点となる台北市で開催!

旧暦の15日にあたる2月5日(日)~2月19日(日)の2週間行われました!

煌びやかでゴージャス!台湾最大規模の光の祭典

上の写真が、ランタンフェスティバルマップです。

台北のランタンフェスティバル会場は、

●一番の見どころとなるメインランタンやサブランタンが展示される中央展区(国父記念館及び市政府前広場)

●近代都市/産業がテーマの光展区(東区商業エリア)

●台湾の新住民や原住民/客家がテーマの源展区(松山文創園区)

●台湾流行文化の発信地!ハイテク技術がテーマの未来展区(信義区ショッピングエリア・四四南村)

他、スポンサーランタン、コンテストランタンエリアに分かれています。

それぞれに規模が大きく、観覧を楽しむ方で会場がごった返すので、

1度にすべてのエリアを回るのは至難の業。(※休日より平日がオススメ)

なので、観光できている方は、一つのエリアをじっくり見るのが良いでしょう。

数日に分けて鑑賞するのも良しです。

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筆者が訪れたのは、フェスティバル最終日の前日にあたる土曜日。

メインランタンがある中央展示エリアへ。

人出が半端ないっ((+_+))

国父記念館の大ホール前に設置されているメインランタンの「玉兔壯彩(スペクタクル月うさぎ)は圧巻!

高さ22mあるロボットうさぎは、遠目からみても存在感抜群!

30分に1度行われる玉兔壯彩ショーは、圧倒的な光を放ちながらクルクル回り、表情も変わるので、とってもキュート♡

以前も新北市(2016年)/台中市(2020年)のランタンを見に行ったことがある筆者ですが、

今回有名アーティストが手掛けたロボットうさぎは、今までにない最新テクノロジーを駆使した

最高傑作のランタンでした。

メインランタンの他、

サブランタンの蟠龍献瑞(吉祥を招くとぐろ龍)

や從心出発(心から出発)といった色とりどりに輝く現代アートも見もの!

他にも新日家台湾の日台友好を感じられるランタンも多数展示!

台湾に住む日本人として、誇らしくなります♡

うさぎ年にちなんだ人参型の提灯もユニークで話題に!

12支のランタンも愛くるしい♡

自分の干支を探すのも面白い‼

国父記念館の湖では、水面に反射してキラキラ輝く光のアートがたくさん飾られていて、

とてもロマンチックでした♪

2024年は台湾ランタンを見に行こう!

心温まる台湾のホットイベント!

2024年の開催地は、台湾美食の都「台南」で開催予定!

更に2025年は、台湾国際空港のある桃園で開催予定です。

益々進化するランタンフェスティバル♡

是非体験してみて下さいね。