台湾屈指の観光地「国立故宮博物院」
故宮博物院といえば・・⁉
世界四大博物館の一つに数えられ、歴史深き中国芸術工芸の収蔵品を展示している絶対見逃せないスポット!
その広~い館内の最上階には、ゆったりとした時間が流れるオアシスのような茶芸館があります。
まさに、文物を鑑賞した後にぴったりの休憩場所!
香り高い台湾茶やスイーツ、軽食、ランチを楽しみながら、心ほぐれる時間をお過ごし下さい。
もくじ
「清」皇帝の書斎をモチーフに⁉チャイニーズモダンスタイル「三希堂」とは?
店内へ足を踏み入れると、パッと明るい世界が広がる落ち着いた雰囲気の茶芸館。
「三希堂」という店名の由来は、「清」の乾隆帝の書斎でありました。
日本の歴史の教科書にでてきたかどうか定かではない、乾隆帝でありますが、
筆者が覚えてないだけ?
皇帝に即位してから清王朝の最盛期に60年間君臨したカリスマ的存在の第6代皇帝です。
その乾隆帝が所蔵していた「王義之の快雪時晴帖」「王獻之の中秋帖」「王珣の伯遠帖」
を合わせて「三希(3つに宝)」とし、三希の所有者という意味で、
皇帝自身を「三希堂」と称していました。
三希の中の一つ「王義之の快雪時晴帖」は、実際に国立故宮博物院に所蔵されています。
このような歴史背景から作られた三希堂は、東洋と西洋を融合したような図書館のような設計が特徴!
天井が本棚のようになっている感じも魅力的です。
実際に店内には、書物も飾られています。
乾隆帝をモチーフにしたクッションがあるお席もありました!
また店内から見渡す景色も最高に良い眺めです。
皇帝気分で優雅なお茶タイムが楽しめます♪
三希堂で提供するメニューは?
こちらが三希堂のメニューです。
メニューは、中国語・英語・日本語表記がされてあり、
メニュー右側には、いくつかのフード写真も載っているので、
お料理のイメージがしやすくてとても良い感じです!
1ページ目は、主食、サンドイッチ、点心のメニューです。
お値段がお手頃価格で美味しそうなサンドイッチや点心の軽食をオーダーしたい!
・・と思ったのですが、
なんと、暇日期間(週末、祝日)11:00~14:00は、提供時間外・・(涙)
ランチタイム時は、主食のみの提供でした。
お次は、ドリンクメニュー!
珈琲/台湾茶/その他の飲み物からお選びいただけます。
暑い日には、タピオカミルクティーやはちみつレモンのドリンクが気になりますが、
やっぱり台湾といえば台湾茶!
お店の雰囲気にもマッチし、台湾茶器を使用して嗜む台湾茶がオススメです!
最後にスイーツメニュー!
金箔台湾カステラ/創作ケーキ/洋食のカテゴリーとなっています。
洋食は、キッシュが3種類。
これらのメニューは、営業時間中なら時間に関係なくオーダーが可能です。
フード写真で見る限り、どれも美味しそうです。
※お食事やスイーツを頼むと、ドリンク類が通常価格から30元(日本円:約120円)の割引になるので、お得です!
おしゃれな盛り付けに目が釘付け♪三希堂で嗜む絶品フード&スイーツ
鑑賞に疲れたら栄養をつけるべし!
筆者がランチ時にオーダーしたメニューは、キーマーカレー!
使用している器もセンスが良くて、テンションUP‼
香辛料の香りが食をそそります。カレーは、ひき肉の旨味たっぷりの上品なお味。
ぷつぷつ触感の副菜もキーマーカレーによく合います。ミニラッシーもついていました。
そして、疲れた身体を癒すのにぴったりなのが「台湾茶」
上の写真は、ミルクのような甘くやわらかい香りが特徴の「金萱茶(きんせんちゃ)」です。
茶壷の中の茶葉から香る乳香にほっこり♡
小さな茶杯に入れて、香りを楽しんでから飲みほすと、甘い香りとは裏腹、さっぱりとした爽やかな飲み心地!
台湾茶は、何度もお湯を足しながら飲めるので、休憩にぴったり!
お茶の風味を楽しみながら、ゆっくりくつろいで下さいね。
他にも、東方美人茶や高山烏龍茶といった人気のお茶もあります。
さて、甘いものは別腹!
やっぱり気になるスイーツは、ユニークな形をしたブラックチョコレートムースケーキ!
見た目がおしゃれ且つ幾何学的な形に引かれて、オーダーしました!
パンダアートも可愛くて、きゅんきゅん♡
食べるのがもったいないくらいです。
表面はちょっと固めで、フォークで取りずらいですが、
ケーキの中は、柑橘系ゼリーのようなものとアイスが入っていて、ふんわり!
やや苦みのあるチョコレートと中身の甘さがマッチして、バランスの良いお味でした。
ケーキの横にある飾りのお菓子は、グミだと思っていたら、砂糖でコーティングされたゼリーでした。
見た目が涼し気でおしゃれ!一口でパクっと、美味しくいただけます。
こちらの砂糖菓子は、お土産ショップで販売されています!
他にもライチやマンゴーを使ったケーキがあります。
ケーキ以外にも、金箔があしらわれたカステラもお店で人気のスイーツです。
是非お試し下さいね。
故宮オリジナルのお土産も販売!
故宮博物院入口横と展示場にもお土産販売ショップがありますが、茶芸館内でも数々のお土産を販売しています。
故宮博物院の世界観溢れるレイアウトで商品がディスプレイされているので、見ているだけでもワクワク♡
スタイリッシュな茶器はもちろん
博物院で展示されている国宝「翠玉白菜(すいぎょくはくさい)や「肉形石」がキーホルダーやマグネットに!
思い出となる飾り物もあります。お部屋に飾れば、台湾を身近に感じること間違いなし!
他にも、展示品がモチーフとなったチョコレートやパイナップルケーキなどのお菓子類も販売しています。
自分へのご褒美やご家族、友人へのお土産用に購入してみて下さいね。
存分に楽しめる「故宮博物院」へ
とっても貴重な美術品が鑑賞できる故宮博物院。
収蔵品は69万8千点以上。
メインの展示品は変わらぬとも、その他の展示品の入れ替えが定期的に行われる為、
すべての展示品を見るには、数十年かかるといわれています。
また故宮博物院の緑豊かな中国式庭園「至善園」へのお散歩も有意義な時間となるでしょう。
故宮入場券の半券をお持ちの方は、無料で入場が可能です!
何度訪れても、飽きることなく楽しめる故宮博物院へ!
足を運んでみて下さいね。