日本の夏の風物詩といえば、竹の筒からスルル~っと流れてくる「流しそうめん」
見ているだけで、夏の暑さが吹っ飛び、涼しい気持ちになれますよね!
今回は、台湾版そうめんの麺線を使って、流しそうめん体験ができる場所をご紹介!
見て・学んで・作って食べる!新たな発見とワクワクがつまった台湾の麺線作りをお届けします!
お子様連れにもおススメですよ!
もくじ
「石碇許家手工麵線」とは?
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台北市から車で約40分。新北市の山間に位置する「石碇許家手工麵線」
澄んだ空気と綺麗な水、広大な自然に囲まれた「石碇」は、麺線作りに最も適した環境です。
麵線とは、小麦粉を原料として作られたそうめんのような細い麺、すなわち台湾版のそうめんです。
許家手工麵線の許先生(オーナー)は、美味しい麺線を作るべく、研究に研究を重ね、
20年以上の歳月経て、皆から支持される手工製麺を誕生させました。
天然の小麦粉・食塩・石碇の湧き水を利用し、伝統的な手法を用いて作られた許家の麺線は、
他では味わえないモチモチの弾力と天然食塩のしょっぱい風味が特徴です。
麺線作りDIYの参加方法は?
麺線作りと流し麺体験は、事前予約が必要です。
電話もしくは、ネットから予約ができます。
- 代表者の氏名(例:××先生/〇〇小姐)
- 代表者の連絡先
- 参加人数(2人一組で行う為、偶数の人数が良い)
- DIYの時間
DIYの時間帯は、9:30、11:00、13:00の1日3回となっていますが、
実際に行ってみると、10:00、10:30の回もあり、週末や夏休みなど、人が多い時には、回数が増えるようです。
※2020年夏の情報なので、最新の情報は、公式HPでご確認下さい。
予約はこちらから!
↓↓↓
電話:+886‐2‐2663‐3004/+886-932-129-041
6歳以下のお子様は、大人の同伴が必要です。
DIY開始の10分前には、カウンターにて、受付&代金のお支払いをします。
受付が終了すると、名前と時間が書かれたシールがもらえます。
それを服に貼りつけて、参加となります。
麺線作りDIYの費用は?
- 麺線作り体験 300元/1人(日本円:約1078円)
- 流水麺体験 250元/1人(日本円:約899円)
- 麺線作り体験+流水麺の両方を申し込みの場合は、500元(日本円:約1798円)
10人以上の団体の場合、450元(日本円:約1618円)になります。
その他、小麦粉で作った生地に葱の細片と具を混ぜて焼く屋台の代表メニュー「蔥油餅體驗」も行っています。
- 蔥油餅體驗 250元/1人(日本円:約899円)※2人以上から予約ができます。
- 麺線作り+流水麺+蔥油餅体験 700元(日本円:約2517円)
所要時間は、3時間程度です。
自家製のネギを植える。採る。洗う。作る。といった本格的な蔥油餅作りです!
時間に余裕のある方は、是非体験してみて下さいね。
麺線DIYの工程紹介!
麺線製作についての説明・理解
まずは、インストラクターのお姉さんが、ボードを使って、許家手工麵線の創業や製作過程、石碇の観光場所などをレクチャーしてくれます。
青空学級のような、澄んだ空の下で学ぶ授業!
山から吹きつける風が心地よく、とっても新鮮!
このレクチャーでは、実際に使用する麵粉(小麦粉)を触らせてくれます。
所々でクイズ形式の質問があり、見事正解した方には、実際に売られている麺線をプレゼント!
・・という嬉しいサービスもありました。正解した3名の参加者の方々。
羨ましいなぁとみていた筆者~笑。
一本の麺を引き延ばす
二人一組で行います。
小麦粉の塊(きしめんより太い麺)をそうめんの細さになるまで、ゆっくりと引き延ばします。
その後、延ばした麺で、縄跳び・大繩など、子供が喜ぶ体験をさせてくれました!
麺で、なわとびができるのには、感激!
もちろん大人も遊べます。
唯一無二の麺線作り
さて、ここからが本番です!
鉄の棒にくくられた麺線を渡されます。
重量は、5Kg!
この鉄の棒を両サイドでもって、波打たせながら、引っ張って、力を弛める。
中国語で言うと、甩(Throw) →拉(Pull)→放(Relax)という動作を一歩づつ下がりながら、4~5回ほど繰り返します。
徐々に長~く伸びていく麺線。
この動作こそが、麺に弾力のある食感を生む秘訣です!
麺が切れてしまわないかと不安になりましたが、1本も切れることなく、無事終えました。
ちなみにDIY体験だと5kgですが、実際の麵職人は、15kgほどの麺線を使って行っているそうです。
職人さんたちの見本はこちら↑
動作が機敏で、すごく迫力がありました!
麺を干して、写真撮影
作り終わった麺は、ハンモックのようにして時間を置きます。
この日は、お天気が良かったので、日光の光を浴びてキラキラとしていましたが、雨の日はどうなのでしょう・・⁉
職人さん達が、麺線をバックに、いろんな場所と角度から記念写真を撮ってくれました!
台湾版!流しそうめん体験&実食!
流し麺線コーナーはこちらから!
以前は、日本のように竹筒を使っていたようですが、現在はステンレス製を使用しています。
まずは、熱いお湯が流れてきて、洗浄。その後、冷たい水が流れてきた後、お目当ての麺線が流れてきます!
スルル~っと流れてくる麺線。
とっても涼し気!「夏といえば、やっぱコレコレ」と一人で唸ってしまいました笑。
お店が用意してくれた和風ダレでいただきます。
更に、付け合わせの台湾キムチの用意もあり。
麺に合うピリ辛味で美味しかったです♡
ノーマルな麺線他、ピンク色の麹麺線や緑色のお茶麺線もあります!
3種類の味が食べられて、幸せ♡
ランダムに流れてくる麺線。
おっとキャッチに失敗!そんな時は、最後まで流れてしまった麺をいただく。
ザルの上で、冷たい水に滴る麺線。こんな感じも清涼感ありありでいい感じです!
最後に、フルーツが流れてくるというので、何が流れてくるのか?
ワクワクしていると、葡萄が流れてきました。
甘みのある種なし葡萄。お口直しにGood!
そうめん流しならぬ麺線流し!日本を思い出す~。
美味しくて楽しくて、良い思い出ができました♡
麺線はお持ち帰りできます!
最後に、DIYで作った麺は、お土産に持ち帰ることができます。
家でももちもちの麺線が食べられる~!
麺線DIYに参加した証に、体験学習証書をいただきました(^_-)-☆
名前と日付は、カウンターにあるペンでご自身で書いて下さい。との事。
麺線を購入したい方は、カウンター横にて、一袋80元~(日本円:約287円)で販売しています。
更に、DIYに参加した方には、ポストカード1枚サービスがありました。
ユニークで可愛いデザインが魅力ですよ!
★許家手工麺線★
住所:新北市石碇區烏塗里四分子3號
電話:+886‐2‐2663‐3004
営業時間:08:30-16:30; 毎週火曜定休日
石碇周辺観光も楽しんでね!
石碇には、山道の散策歩道や吊橋、老街、秘境景観といった観光スポットがあります。
筆者は、許家手工麵線から更に山奥へ車を走らせた場所にある千島湖を見に行きました。
茶畑に蒼い湖が広がる絶景‼
近くには、景色を見ながらお茶が楽しめる茶芸館があります。
麺線でお腹が満腹だったのと、アップダウンが激しい山道で車酔いをしてしまい茶芸館は断念。
機会があれば、お茶を飲みに行きたいです。
Crocodile Islandと呼ばれる秘境島も近くにあるようで、許家の方達がおススメしていました!
石碇へは、タクシーもしくは、kkdayでのツアーで行くことができます。
↓↓↓
https://www.kkday.com/ja/product/7620
検討してみて下さいね。