便利でオシャレ!桃園空港内のカプセルホテルに宿泊してみた!

今や朝昼晩問わず一日中の飛行機が発着をしている桃園国際空港。

フライトが増えることで、朝早い出発や深夜に到着する便も当たり前になってきましたね。

そんな時、ちょっと考えるのが交通手段や時間の使い方です。

桃園空港は24時間だけど、今や台北と桃園をつなぐ便利なMRTは深夜運行していません。

もちろん、タクシーや専用車などの移動方法もありますが、今回紹介するのは桃園空港内にあるホテル!

皆さん、空港の中にホテルがあるの知っていました?

私は帰国する際に朝早い便だったので、前日こちらのホテルを利用してみました。

ぜひ一つの方法として参考にしてみてくださいね。

桃園空港内にあるカプセルホテル

場所は桃園空港第2ターミナルの5階にあります。

3階の出発ロビーまで行き、22~23番カウンター近くのエスカレーターで5階へ上がっていきます。

町.草休行館 CHO Stay Capsule Hotel

カプセルホテルです。

少し和の雰囲気を感じさせる外観。なんだかもうここから期待できそうです!

まずはチェックイン。

部屋のカードキー1枚とフェイスタオルを1枚受け取ります。

このカードキーがないと、部屋はもちろん、トイレシャワー室にも入れないので注意。

そして、サービスとして台湾茶を1パック頂きました。

部屋に入る前にスリッパへ履き替えます。靴箱には部屋番号と同じナンバーがふってあるので、そこへ自分の靴を入れます。

お家をかたどった可愛いドミトリー

ここからは宿泊者しか入れないスペースです。

部屋は女性・男性専用と男女共用の部屋があります。

シンプルながらも一つ一つの部屋の入り口がお家のようにかたどってあり、木目調のデザインが癒されます。

1階と2階があり、空室状況にもよりますが、事前に希望を言えば場所の指定ができるそうです。

私は伝えてはいなかったのですが、ちょうど1階だったので、出入りが便利でした。

こちらが個室内です!

一般のホテルと同じように、部屋の内側にカードキーを差し込む場所があり、入れると電気が付きます。

部屋の中もスッキリ、シンプル。枕と掛け布団が1枚ずつ。リネンも清潔そうで安心しました!

ベッド横にはボストンバックが置けるくらいの幅のスペース。大きな荷物やスーツケースは部屋の入り口に置けるスペースがあります。ただ、ロッカーではなく置いておくだけなので、貴重品は入れないようにしましょう。

奥には簡単なデスクと鏡がありました。ライトは1つだけですが、十分な明るさです。

コンセント、USB充電ポート完備。

〜ホテルの注意事項〜
1.Wifi のパスワード
2.チェックアウト時間朝10時、遅延の場合1時間ごとに150元。
3.室内での飲食は禁止(水は除く)
4.22時以降は静かに。携帯などモバイルデバイスの音量はバイブ、サイレントモードに。
電話で話したり、大きな声やスーツケースの整理など大きな音を出ささない。
5.アメニティやタオルのレンタルはフロントデスクへ。
6.上の階の人は安全のため階段を使用する際、靴下を履かない方がおすすめです。
7.全館禁煙。

ハンガーは二つ。部屋入り口の仕切りはロールカーテンで、密室というわけではありません。

最小限の設備ですが、一晩寝るだけなら気になりませんでした。

お部屋はとても乾燥しているので、水は持って入った方がいいと思いました。水のみ持ち込み可能です。

バーカウンターでお茶を頂く

荷物を置いたところで、先程貰ったお茶を頂くことにしました。

バーカウンターに持っていくと、スタッフの方がこちらで淹れてくれるんです!なんて素敵!

台湾茶を淹れる時に使用する小さな茶器セットが用意してあり、スタッフの方がゆっくり丁寧に淹れてくれます。

茶葉を3分蒸らした後、真ん中の茶海に淹れて、さらに右側の小さな茶杯に注ぎ、少しずつ頂きます。

お土産がぎっしり入った重たい荷物を持って移動してきた私には、とてもほっと一息できた時間でした。

お茶も美味しかった!

この茶葉で3回お湯を注ぎ足して飲めますよ、とのことでした。

清潔感あふれるトイレ・シャワー室

さて、就寝前にシャワーを浴びに行きます。

トイレとシャワー室は同じ場所にあり、ここもカードキーがないと入れません。

室内はグリーンが飾ってあり爽やかな雰囲気。女性専用シャワーブースは4つ、洗面台は3つありました。

ブース内にはタオルやバッグを置くことができる場所や服やパジャマを入れることができる透明バッグなどがあります。

館内には専用ロッカーはないので、貴重品はシャワーやトイレに行く際も持ち歩いた方が良さそうです。

アメニティは、お茶の実を使ったナチュラルコスメで有名な台湾ブランド「茶籽堂」。カプセルホテルだから期待していなかっただけに嬉しい!いい香りです。

ドライヤーはダイソンでした!

その他、綿棒、フロス、ナプキンが置いてありました。歯ブラシはないので、持参するか、フロントで購入できます。

寝心地は?

部屋内の電気はずっと付いているようですが、自分の個室内の電気を消せば光が漏れて入ることもなかったです。

ベッドの寝心地も抜群!

ただ私の場合、携帯のバイブ設定のみというのが不安で、寝坊出来ないという緊張感からよく眠れませんでした。笑

これは人によると思います。

また、別の個室からもイビキが聞こえていたので、音漏れはします。

ホテルのロビーには耳栓を無料配布していたので、気になる方は使用した方がいいかも。

全体的には狭いながらも居心地の良い空間でした。

出発ロビーまで1分足らず!

ホテルをチェックアウトして、第2ターミナルの出発ロビーへエレベーターで降りると約1分で到着!

第1ターミナルへもホテル前のファミリーマート側のエレベーターを使用すると迷えず行けます。

便利〜!!

時間ぎりぎりまで寝れますね。

ホテル周りにはコンビニやフードコート

ホテルの前には24時間営業のファミリーマートと飲食をしても良い広いスペースがあります。

お腹が空いたら、ファミマや地下のフードコートでテイクアウトしてここで食べれますね。

ホテルに泊まらなくても利用ができるので、万が一フライトが遅延した時なんかにも、ここで時間を潰せそうです。

同じ階から展望台にも行けました。良い雰囲気〜!

夜風にあたりながら、飛行機と夜の滑走路の風景を見るのもなかなか乙なものですね。

まとめ

空港が好きな私にとって、空港に宿泊する経験は、普通のホテルとはまた違った感覚でとてもテンションが上がり楽しかったです!

カプセルホテルという小さな空間ではありますが、それもまた良し!

早朝、深夜便以外にも急な欠航やトランジットなどでちょっと休みたいという時にも使えそうです。

ぜひ頭の片隅にでも入れて必要な時には泊まってみてくださいね。

ホテル予約サイト

https://chostay.com/

住所:桃園市大園區航站南路9號5樓 南側
電話:+886-3 383-4683
1泊 1800TWD