まだまだ暑い8月下旬、台湾北部の都市・宜蘭の沖合に浮かぶ小さな島、亀山島(繁体字では龜山島)に行ってきました。
日本から台湾へ旅行に来て亀山島まで足を運ぶことはあまりないかもしれませんが、実はこの近海ではイルカやクジラが見られるんです!
今回は写真とともにイルカウォッチング(ホエールウォッチング)や亀山島について紹介します。
もくじ
亀山島ってどこ?
「亀山島ってどこ?」という方も少なくないかと思うので、まずは場所を確認しましょう!
亀山島は、台湾の東側の海に浮かぶ島です。
宜蘭縣頭城鎮にある烏石漁港から船で約30分の距離にあります。
この地図だと小さすぎてわかりにくいですが、島の形がカメに似ていることから、この名前が付けられたとのこと。
烏石漁港からホエールウォッチング・亀山島散策に出発!
この日は日曜日。
渋滞などを考えると、桃園の自宅からだとかなり朝早い時間に出発しないといけなくなるため、前日は温泉で有名な礁渓に泊まりました。
礁渓に関する記事はこちら↓
私たちは朝9時の船を予約していたため、朝8時過ぎには漁港に到着。
天気は写真からもわかる通りいい天気で、かなり暑かったです。
(台風が近づいてきていましたが、この日はまだ影響はなく、ホエールウォッチングも正常に決行されていました)
受け付けはこちらで。
予約などは家族に一切任せていたため、詳細がわからずすみません!
おそらくほとんどは予約済みで、当日飛び入り参加という方は少ないかと思います。
実は私たちはこの2週間くらい前にホエールウォッチングに行く予定だったのが、すでに船がいっぱいだったためこの日に延期したという経緯をたどっています。
夏休みで、さらに気候もいい(暑いけど)7月~8月は早めに予約したほうが良さそうです!
(2020年は新型コロナウイルスの影響で国外旅行ができず、国内の観光地に人が集まったこともあってより混雑していたのかも……)
この日はそこまで揺れませんでしたが、船酔いしやすい方は乗船前に船酔い薬を飲んでおくのを忘れずに!
船に乗ったら全員ライフジャケットを着用します。
本当にいいお天気。
だんだんと日差しが痛くなってきました!
エメラルドグリーンが美しい海底温泉
船に30分ほど乗っていると、亀山島がだんだんと近くなってきました。
なんと美しいことに、周りの水の色がエメラルドグリーンになっています!
……と同時に、ゆで卵のにおいとなんだかムワムワと熱い空気が漂っている?!
そう、このエメラルドグリーンの部分は海底温泉なのです。
(亀山島は火山島です)
このエメラルドグリーンは本当に美しかったです!
たくさんのイルカに会えました
亀山島を通過して、先にホエールウォッチングへ。
(先に亀山島に上陸するか、ホエールウォッチングをするかはツアーによって?異なるようです)
しばらくすると、たくさんのイルカたちが姿を現しました!
写真ではうまく撮れなかったのですが、イルカたちがちょっと跳ねているのが見えるでしょうか?
私たちの1時間前に出発した船ではイルカがほとんど見られなかったそうなので、とてもラッキーでした!
こんなにたくさんのイルカを見たのは初めてだったので、印象深い思い出となりました。
いつかクジラも見てみたいです……!
ちなみに、イルカを見ている間船はストップしているのですが、波に揺られてゆらゆらしているのがちょっと怖かったです。
(船酔いこそしないけれど、海に落ちるのではないかとちょっとヒヤヒヤしてしまいました。苦笑)
イルカ鑑賞の後は亀山島を散策
イルカたちの元気な姿を十分に目に焼き付けた後は、亀山島に戻りいよいよ上陸です。
この頃には本当に暑くて日差しが痛くて、筆者歩くので精一杯……。
上陸後の写真があまりなくてすみません……!
休み休みぐるっと一周し、再び船に戻りました。
気温は32度程度でそこまで暑くはなかった(はず)のですが、とにかく日差しが強いので、日焼け対策や熱中症対策は必須です!
亀山島に上陸して少し歩くと観光案内所のような場所があり、アイスなども売っているので、必要な方は適宜購入することをおすすめします。
なお今回のツアーの費用ですが、登島+賞鯨+繞島(亀山島探索+ホエールウォッチング+亀山島周り巡り)で1,200元/人でした。
KKdayでは日本語で予約可能なので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
亀山島唯一のお寺やトンネルなど、見どころもたくさんあるのでぜひ皆さんご自身の目で見ていただければと思います!
3月から11月頃がベストシーズン!
ホエールウォッチングのベストシーズンは3月から11月頃、より会える確率を高めたいなら4月から10月頃が良いそうです。
7月8月はかなり暑いですし、台風にぶつかってしまう可能性もゼロではありませんが、空も青く美しい景色を楽しめると思います!
ぜひ行ってみてくださいね。