意外と寒い台湾北部の冬、宜蘭・礁渓の温泉で温まろう!

日本には草津、登別、別府、……などなど、温泉で有名な場所が点在していますよね。

台湾にも温泉が多く、特に台北郊外の北投や台中の谷關などが有名です。

今回は、数ある台湾の温泉の中から宜蘭縣にある礁渓温泉をご紹介します!

礁溪ってどんなところ?

礁溪は、台北から特急電車(自強號)で1時間40分ほど、区間車でも2時間ほどのところにある温泉街です。

筆者は台北のバスターミナルからバスに乗って行くことが多いですが、バスなら道が混んでいなければ1時間もしないで到着します!

 

温泉街というとアクセスが悪いところも多いですが、礁溪の場合は駅を出たらすぐ!

バスターミナルからも徒歩5~10分ほどで温泉街に辿り着けます。

上の写真は市の中心部にある公園。

なんと公園でも手軽に温泉魚(ドクターフィッシュ)や足湯が楽しめるんです!

筆者が今回行ったのは平日でしたが、写真のように楽しんでいる方々がいましたよ。

この公園以外にも、礁溪の地図を見ると足湯やドクターフィッシュが楽しめる公園がいくつかあるようです。

もう生活の一部に温泉が取り込まれているのかも?!

礁溪おすすめスポット3選

筆者も礁溪に行ったのはまだ数えるほどですが、これまで行った中で「ここはおもしろいかも!」「ぜひ行ってほしい」というスポットを3箇所お伝えします!

おすすめスポット①礁溪湯圍溝重口味溫泉魚

こちらにはなんと12種類のドクターフィッシュがいます!

入場料は大人80元、子ども60元で、時間は無制限。

無料のWi-Fiもありますし、飲み物やちょっとしたお菓子も売っています。

 

受付でまず入場料を払うと、紙のタオルが渡されます。

靴箱があるので、そちらに靴を置いて回っていきましょう!

それぞれ魚の種類が書いてあります。

初めての方は数字の順番で進んでいくといいかもしれません。

①は角質を除去する効果はないので、足の裏をツルツルにしたい場合は②~⑥を!

日本で見るドクターフィッシュはみんな小さめですが、ここには結構大きめのドクターフィッシュもいます!

最初足を入れるときはちょっとドキドキしますが、慣れてくるととっても楽しいです。

 

 

下のように書いてあるところは魚の口がやや鋭いようなので、5分以上は足を入れておかないよう注意してくださいね。

 

端のほうにはドクターフィッシュがいない普通の足湯も設置されているので、ドクターフィッシュのくすぐり攻撃に疲れたら(笑)、そちらで休憩するのもいいでしょう。

礁溪湯圍溝重口味溫泉魚

  • 住所 宜蘭縣礁溪鄉仁愛路23號
  • 電話番号 0985-197664
  • 営業時間 月~金:9:00-22:00、土日祝日:9:00-23:00

おすすめスポット②奕順軒

続いてご紹介するのは、宜蘭で人気の高いパン屋さん・奕順軒です。

ここはいつ行ってもお客さんがたくさん!

宜蘭の特産・三星葱を使ったパンなど、台湾らしいパンが多いので、日本人には好き嫌いが分かれるかもしれません。

 

ということで、筆者がおすすめしたいのはこちら、パンナコッタロールケーキです!

名前の通り、ロールケーキの中にパンナコッタが入っているというもの。

タロイモやティラミスなどの味もありますが、イチゴが出回る時期にはこちらのイチゴとパンナコッタが入ったものがおすすめ!

通常190元ですが、筆者が買ったときは150元でした。

ただイチゴが日持ちしないからか、2日以内に食べきるように言われたので、日本へのお土産に……はちょっと難しいかもしれません。

(他の味の賞味期限は確認していませんが、そんなに長くはないと思われます)

奕順軒

  • 住所 宜蘭縣礁溪鄉礁溪路五段96號
  • 電話番号 03-9876336
  • 営業時間 10:00~22:00

おすすめスポット③樂山溫泉拉麵

日本でも温泉街などに足湯カフェがあるようですが、こちらのお店では足湯をしながらラーメンが味わえます!

筆者が行ったときには、お客さん1組が足湯をしながらラーメンを味わっていました。

なお、この席で食べる場合には数十元プラス料金がかかるようです。

 

日本のラーメンチェーン店ではないので、やはりそれなりの台湾っぽさはあります。

でも、筆者は結構美味しくいただきましたよ。

 

筆者は利用しませんでしたが、「足湯しながらラーメン食べたい!」という方はぜひ!

樂山溫泉拉麵

  • 住所 宜蘭縣礁溪鄉礁溪路五段108巷1號
  • 電話番号 03-9888637
  • 営業時間 11:30~14:00、17:00~21:00

台湾って1年中温暖なんじゃないの?

台湾=南国=1年中暑い、というイメージをお持ちの方も多いかと思います。

たしかに熱帯に属する台湾南部は年間を通じて暑いですが、台北など台湾北部は亜熱帯で、冬は雨が多く意外と寒いんです。

 

日本の冬はとても乾燥していますが、台湾は冬でも湿度が高く、家具や革製品にカビが生えないように注意しなければいけない時期でもあります。

さらに湿度が高いと体感温度が下がるらしく、実際の気温より-2、3度であることも珍しくありません。

一番寒いときでも10度を下回ることはほとんどありませんが、10度程度でも実際はかなり寒いです!

そんなわけで、冬は温泉に足を運ぶ台湾人も少なくないんですね。

台湾の温泉街にも足を延ばしてみよう!

台北から1~2時間で行ける礁溪は、温泉好きの方にはぜひ足を運んでみてほしい場所です。

冬に台湾旅行される方は一度チェックしてみてくださいね!