あなたは「台湾料理」と聞いて何を思い浮かべますか?
魯肉飯や牛肉麺、小籠包などいろいろありますが、筆者が個人的におすすめしたいのは「火鍋」です!
筆者は寒い・暑いに関係なく火鍋をちょくちょく食べるほどの火鍋好き。
今回は火鍋の魅力を写真とともにお伝えします!
もくじ
筆者が考える火鍋の3つの魅力
日本でも最近は火鍋のお店が見られるようになりましたが、「食べたことない」という方も多いかと思います。
まず火鍋にどんな魅力があるのか、4つ解説していきます!
1:肉(魚)や野菜がバランスよく食べられる
旅行中は気をつけていないと野菜不足になりやすいかと思います。
でも火鍋はお肉(魚)だけでなく、野菜もたっぷり入っているので、栄養バランスの面ではなかなか優秀!
漢方独特のニオイが大丈夫な方は、薬膳鍋を選ぶとより体にいい食事になるはずです。
2:クセがないので台湾料理が苦手でも食べやすい
筆者は台湾料理によく使われる八角をはじめとした独特の香辛料が苦手です。(パクチーや台湾バジルなども……)
「独特なニオイが苦手」という方は少なくないのではないでしょうか?
その点火鍋は、臭臭鍋や薬膳鍋以外ならカレー鍋やチーズ鍋、キムチ鍋など日本人でも食べやすいものが多いです。
具材には豬血糕(豚の血を固めたもの)や鴨血(麻辣鍋にだいたい入っている、グレーのゼリーのようなもの)といったザ・台湾なものもありますが……
それ以外は比較的誰でも食べられるのではないかと思います!
3:いろんな味のスープがある
先ほどお伝えしたように、火鍋ではカレー鍋やチーズ鍋、キムチ鍋、麻辣鍋など、いろいろな種類の湯底(スープ)から選べます。
味の好みが違う人と一緒に食べに行っても、「これがいいかも!」というスープがきっと見つかるはずです!
4:ごはんや飲み物、アイスが食べ放題の火鍋店も
火鍋のお店では、火鍋と一緒に食べるごはんやおかず、飲み物(高めのお店ではビールも)、アイスやポップコーンなどが食べ放題であることも少なくありません。
お腹いっぱい満足するまで食べられます。
実際の火鍋ってどんな感じ?写真でご紹介
気になる台湾の火鍋、実際はどんな感じなのでしょうか?写真とともにご紹介します!
一人旅でも楽しめる一人用火鍋
こちらは一人用の火鍋です。
一人用ということで小さめの鍋に入って出てきます。
台湾のチキンラーメンのような存在?!である王子麺や、春雨をプラスしたり、卵をプラスしたり(もともと入っているものも)もできます。
値段は安いところで100元~、ごはんや飲み物などが食べ放題のところでも200元くらいでしょうか。
お手頃なのも嬉しいポイントです。
家族や友人との旅行でワイワイ!複数で楽しむ火鍋
一番スタンダードな火鍋ともいえる、複数人で楽しむタイプの火鍋がこちら。
スープを2種類選んで(お店によっては3~4種類選べることも)、複数の味を楽しみます。
「麻辣鍋」だったら、一方が辛いスープで、もう一方は辛くないスープを選ぶことが多いかもしれません。
辛いスープの場合も、小辣(小辛)から大辣(大辛)まで選べるようになっていることが多いです。
ただ台湾は小辣でも結構辛いことが多いので、よほど辛さに強い方以外はどうぞご注意くださいね!
食べ進めていくとだんだんとスープが減ってきますが、だいたいはお店のスタッフさんが継ぎ足してくれます。
それか、ポットに入ったスープベース(高湯)がどこかに置いてあるので、それを継ぎ足しましょう。
値段はお店にもよりますが、アイスや飲み物なども食べ(飲み)放題のところで一人600元~800元くらいであることが多いです。
まるでエンターテイメント?!高級火鍋店・海底撈火鍋
日本でも東京や大阪に進出している海底撈(かいていろう、中国語ではハイディーラオ)火鍋。
とにかくサービスが抜群で、台湾では待ち時間の間にハーゲンダッツが食べ放題だったり、ネイルサービスが受けられたりと「本当に火鍋店?!」と思ってしまうほど。
店内に入ってからも、お兄さんが麺をグルグル回すパフォーマンスがあるなど、エンターテイメントとサービス精神で溢れています。
筆者は一度行ったことがありますが、食べ放題ではなかったのと、サービスが良すぎるのに気が引けて(?)あまりお腹いっぱい食べられませんでした。苦笑
いたれりつくせりのサービスを求めるなら、行ってみてもいいかもしれません。
一年中食べられる火鍋、ぜひ台湾旅行中に楽しんで!
火鍋(鍋料理)というと寒い時期に食べるイメージが強いかと思いますが、台湾では一年中楽しめます。
旅行中で野菜不足を感じたときや、ザ・台湾料理が苦手な方はぜひ一度食べに行ってみてください!