台湾のゴールドは日本よりお得⁉お土産にもオススメ!購入方法は?

将来的な資産として、海外で注目を集めるゴールド!

日本でも購入は可能ですが、実は台湾で購入すると、日本より安く!

そして、いろいろなシーンに合わせた台湾ならではのゴールドを購入することができます!

ここでは、現地ゴールド販売員、ゴールドアドバイザーとして働くHana花が、

台湾ゴールドの価格や購入方法、購入時の注意点、定番~人気の商品

などを詳しく解説したいと思います!

 

台湾のゴールドとは?購入方法は?

純金の知識を知ろう!

中国語でゴールドは、黄金(=huáng jīn)と言います。

日本ではあまり馴染みのない黄金!

・・ですが、台湾を含む中華圏では、

  • 結婚式
  • 出産祝い・退職祝いなどのプレゼント
  • 投資
  • ファッション(おしゃれ)

など、様々なシーンで重宝され、一番信用度が高い貴金属として親しまれています!

 

金の購入方法は?

台湾で金を購入する方法は、

  • 台湾市内の「銀楼」と呼ばれる宝石店
  • 銀行
  • デパート
  • 免税店

です。

旅行者の方が、一番手っ取り早く純金が購入できる場所!

・・と言えば、デパートか免税店になってしまうと思いますが、

多くの現地人は、宝石店を利用します。

 

なぜなら一般的に宝石店で販売している純金は、当日の取引価格で販売しているからです。

詳しく説明すると、

純金の取引価格を重量で計算し、加工費を加えたものが商品の代金になります。

そもそも金自体が非課税なので、「免税店だから安い!」

・・というわけではなく、インゴット以外の商品(ネックレス等)には、すべて加工費がかかります。

この加工費が、市内にある宝石店よりデパートや免税店の方が割高である為、

現地の方は、地元の宝石店を利用します。

 

例にあげると、

市内のCOSTCOにも純金商品が販売されています。

重量と金額しか表示されていないので、金の取引価格を知らない方は、

「こんなもんか・・」と、購入してしまうかもしれませんが、

金相場の変動とかかわらず値段を設定し、利益の損失を避ける為に、加工費を上乗せしています。

加工費が一般的に宝石店で売られている価格の倍以上(数倍する商品も!)なので、恐ろしく高いのです。

 

台湾のゴールドは日本より安い?価格差は??

日本では純金公定価格1gいくら?で取引されますが、

台湾では、1g表記ではなく、「錢(qián)」という重さの単位を使用します。

「錢(qián)」とは、日本語では、「匁(もんめ)」と言われる単位になるので、

1匁いくらで、取引されます。

 

以下、例を挙げて、実際にゴールド価格を計算してみましょう。

台湾の取引価格(例:2021年3月23日)は、1匁=6170元です。

毎日変動する金の公定価格を見ると6230元(クレジット決済の場合)になりますが、

現金取引の場合1匁あたり60元安くなり、6170元になります。

 

1匁は、3.75gなので。

6170÷3.75=1645元。(1gあたり)

 

1645元を日本円為替レートで計算すると、

6,285円(1TWD=3.802JPY)です。

 

田中貴金属の価格をみてみましょう!

田中貴金属の価格は、6,746円。(3月23日)

なので、台湾と日本での価格差は、461円になります。

(※地金と為替相場で差額が変動します。)

 

1gあたりの金額でみれば、大した価格差がないことがおわかりになるかと思いますが、

重量が重ければ重くなるほど、価格差が大きく変わります。

ちなみに5Taels(187.5g)のインゴットの場合、日本と台湾の価格差は、86,438円になります。

 

金を購入する際の注意点はある?

金を購入する上で一番大事なのが、「重量」と「純度」です。

重量は、値札に書かれている通りの重量でまず間違いはないと思いますが、

気になる方は、このように、専用の電子秤で、重量を量ってもらいましょう。

(※純金を扱っているお店には、必ず電子秤が完備されています。)

 

純度は、99.99%のものが24Kになります。

台湾の国家標準純度基準は、純金ジュエリーが、9999です。

99.99%の純金は、このように9999という検定マークの刻印があります。

 

購入の際には、まず重量と純度を確かめてからの購入が良いでしょう。

そして、お買い上げの際には、商品の保証書にて、重量表記も確認するようにして下さい。

 

海外で購入した金は、持ち込みできる?

日本国内へ金を持ち込むには、税関にて、必ず申告が必要です。

 

なぜなら、

  • 1点の購入価格が1万円を超える場合、携帯品・別送品申告書に記入・申告する事。
  • 金の地金(純度90%以上)の重量が1Kgを超える場合は、事前に税関で申告する事。
  • 上記の条件に当てはまらない場合でも金の地金を携帯して輸入する場合、他のお土産と合わせて、「20万円」を超える場合は、申告して税金を払う事。

といった事項が、法律で定められているからです。

 

近年、日本への金の密輸が急増している為、以前より取り締まりが厳しくなっているのが事実です。

上記事項を知らないままうっかり入国し、税関で見つかってしまうと、法律違反となり、

罰金や罰則を受けるケースもあるので、十分に注意して下さい!

 

ちなみに台湾からゴールドを持ち出す場合、

2万USD相当以上の持ち出しに限り申告が必要

となる為、2万USD未満の場合は、申告が必要ありません!

 

以上、税関のルールを順守して、ゴールドを安全に持ち帰り、資産形成をして下さい。

 

将来の投資用には、インゴットを買うべし!

台湾のインゴットは、

  • 1両(10錢=37.5g)
  • 5両(50錢=187.5g)
  • 1Kg(266.66錢)

の3種類です!

 

こちらが1両のインゴットです。

FWUとは、商標表示

1Tael(1両)は、重量表示

そして、金の純度999.9の刻印がされています。

 

台湾国内で投資用として購入するなら、予算次第で、5両、1㎏の純金を保有しても良しですが、

日本へ金を持ち帰り、投資用として運用したいのであれば、一般的にオススメなのが1両になります。

 

現在の取引価格で計算すると、

10錢×6170元=61700元。(日本円:約235,780円)

 

現在は、ゴールド値が高値を更新しているので、20万円を超えてしまい、課税対象になります。

ゴールド値が下がっている時に購入した場合、1両のインゴットは税金がかからず、日本に持ち込みが可能です。

(筆者が2019年に購入した時は、1両20万円以下だったため持ち込みが可能でした。)

 

上記でもご説明した通り、純金を持ち込む際には、申告書にて申告し、税関審査で、領収書及び、

金を見せれば、持ち込むことができます。

 

また、インゴットはインゴットでも、台湾版インゴット「元寶(げんぽう)」もあります。

餃子のようなユニークな形をしている元寶は、風水アイテムとして使用される財運UPの象徴!

1錢から1両までの重量があり、インゴットに並ぶ投資用として重宝されています。

台湾では、プレゼント用にも喜ばれるアイテムです!

 

※元寶は、加工費がかかります。(インゴットには加工費がありません)

 

台湾の純金はどんな感じ?以外とオシャレなゴールドジュエリー!

日本で純金といえば、インゴット⁉

もしくは、ちょっといかつい系男性が、極太のゴールドネックレスをしているイメージ・・

(筆者だけ⁉)

 

・・ですが、実は、ファッションの一部として使用するタイプから願掛けの意味でつけるタイプまで多数あります。

普段使用のシンプルなネックレスはもちろん、

ペンダント付きのネックレス。

ブレスレット&バングル

指輪などがあります。

指輪は、基本的に調節可能なサイズになっており、その場でお客様のサイズに合わせることが可能です。

 

筆者がつけている2タイプは、それぞれに意味があり、

中指につけている魚モチーフの指輪は、「年々有余!」(ネンネンヨウユー=財運に恵まれますように)

そして、人差し指につけているものは、

竹をイメージした「歩歩高升(一歩一歩高く上昇しますように)」という意味が込められています。

 

他にも、

験を担ぐジュエリーとして身に着けたい貔貅(ひきゅう)のブレスレットが大人気!

この貔貅は、中国に伝わる龍の子供のことで、財運・幸福の象徴のラッキーアイテムです。

更に、今日本で話題のパイナップルをモチーフにしたピアスまで!

 

また、ベビーがつける商品も!

(※出産祝いに、金のペンダントトップやブレスレットを贈る風習があります。)

今年の干支は、「丑」なので、牛をモチーフにしたブレスレットやペンダントが並びます。

 

このように、ゴールドデザインは、多種多様!

シックなものから可愛らしいものまで、いろいろなシーンに合わせて、オシャレが楽しめます。

(女性目線で、ゴールド商品を紹介していますが、男女共に、使用可)

 

一生に一度⁉台湾の結婚式はとってもゴージャス!

台湾の結婚式や婚約式では、ネックレス・ブレスレット・ピアス(orイヤリング)・指輪の一式セットを付けるのが慣わしです。

 

ゴールド一式セットは、新郎側が新婦に贈り、

新婦側は、新郎にネックレス・ペンダント・指輪を贈ります。

 

結婚式にゴールドをつける風習は、台湾だけでなく、中華圏では一般的です。

このように、伝統的な慣わしで行うと、両家共々、ゴールドを贈り合いますが、

近年では、結婚指輪だけを購入するなど、シンプルに行う場合もあります。

ちなみに筆者も後者の方で、お互いゴールドを贈り合うことはしませんでした。

今となっては少し後悔・・笑。

 

インテリアの一部にいかが?台湾ならではのゴールドも!

インテリアにゴールドを取り入れてみませんか?

ゴールドの置物を一つ加えるだけで、財運UP・・なんてこともあるかもしれません!

 

まずは、ゴールドの茶器から♡

それぞれに龍があしらわれ、ゴージャス感満載!

かつて中国の皇帝が、ゴールドの茶器で、お茶タイムを楽しんだとか♡

現実では、もったいなくて使えませんが・・飾り用だったら、とっても素敵です。

 

お次に、金の筆。

金の筆には、「金榜提名(試験に合格すること)」という意味が込められている為、

大学入学祝いなどに贈られるプレゼントです。

 

最後に、成語の意味がこめられた置物いろいろ。

パイナップルモチーフの「好運旺旺來(好運がやってくる)」

ちなみにパイナップルを食べる皆様のところにも好運はやってきますよ!

 

船をモチーフにした「一帆風順(順風満帆)」

退職祝いに好評です。

 

長寿祝いのプレゼント!可愛い桃の「壽桃」は、誕生日のお祝いに重宝し、

「福如東海・壽比南山(福は東海への水の流れのように長く、寿は南山の松のように老いることはない)」

という誕生日メッセージの決まり文句の成語付きです。

 

中華スタイルの結婚式「佳偶天成(仲睦まじい夫婦は神のなされたこと)」

ほほえましいですよね!

 

他にも、幸運を引き寄せる成語がかかれた飾りものがいろいろあります。

どれも唯一無二の台湾土産になるでしょう!

 

以上、台湾ゴールドを紹介致しました!

最後まで、ご覧いただきありがとうございます♡