春節前の台北旅行でぜひ行っておきたい!台北年貨大街

日本では新年を迎える前に大掃除をしたり、おせち料理の準備をしたりしますよね。

台湾でも、春節(旧正月)前には同じような動きが見られます。

今回は春節に必要なものを集めるのに最適な場所・台北年貨大街の様子をご紹介します!

台湾の春節ムードを味わうなら、台北の年貨大街へ!

年貨大街は台北駅近辺のいくつかの場所で行われていますが、最もよく知られているのは、漢方や乾物を扱うお店が立ち並ぶ迪化街の年貨大街です。

2020年は1月10日~1月23日(旧暦の大晦日の前日)まで行われました。

春節の時期は毎年1月下旬~2月中旬と変わりますし、それに伴って年貨大街の時期も変わるので訪れる予定の方は開催時期を先に確認することをおすすめします!

春節に必要なグッズがここで全部そろう!

では、年貨大街ではどんなものが売られているのかを写真とともに見ていきましょう。

↑・↓の写真は、お年玉を入れる紅包です。

2020年は子年ということで、ネズミのデザインの紅包がたくさん並んでいました。

赤いものがメインですが、金などちょっとゴージャスな紅包もありました。

↓のディズニーキャラクターの紅包は、台湾土産として買っていってポチ袋として使うのもよさそうですね。

日本ではお札を折りたたんでポチ袋に入れることが多いので小さいポチ袋が多いかと思います。

一方で台湾ではお年玉は新札を折りたたまずに袋に入れることが多いので、写真で見てもわかるように紙幣がそのまま入る大きめサイズなのです。

 

こちらはドアや入口付近に飾る春聯。

「少加班(残業は少なく)」「不要香菜(パクチーはいらない)」などユニークなものも並んでいます。

2020年の干支、ネズミのデザインのものもありました。

正方形の春聯を飾るときは↓のようにダイヤ型になるように飾ります。

台湾(中国もかと)ではおめでたい色といえば赤

写真のようにあちこちが真っ赤な光景は、日本ではあまり見かけませんよね。

 

こちらは、日本円や台湾元、アメリカドル、ユーロなどを模倣した金ピカの偽紙幣です。

お年玉が入れられる紅包になっているものもありましたが、ほとんどは偽紙幣。

台湾人に使い道を聞いてみましたが「わからない」という答えが返ってきました。笑

キレイなお札のおもちゃ……といったところでしょうか。

金ピカなので筆者的には金運が上がりそうな気がしています!!

 

 

筆者が年貨大街に行ったのはラスト2日目だったせいか、写真の通り平日でもかなりの人混みでした。

どこも大体11時頃から営業開始なのですが、お昼過ぎには思うように写真が撮れないほどの混雑になっていました……。

(台湾の治安は比較的いいですが、こういった人混みではスリなどにご注意くださいね!)

春節中に食べるもののお店&屋台もたくさん!

年貨大街では、春節の休暇中に食べるものもたくさん売っています。

飴やチョコレートなどのお菓子、ナッツ類、ドライフルーツなどいろいろなものが量り売りされています。

好きな量だけ買える量り売りは便利ですが、異常に高い値段で販売しているお店も見受けられたと台湾のニュースで報道されていました。

購入したい場合は、購入前に1斤(600g)いくらか確認するか、値段を明確に表示しているところで購入すると安心です。

 

 

店頭で試食を配っているお店も多く、行った人の中には「試食だけでお腹いっぱい!」という経験をした方も!

 

 

 

 

 

代表的な台湾土産の一つ、カラスミもいくつかのお店で売られていました!

 

買ってすぐ食べられるような屋台も出ていました。

 

こちらは黒糖、メンマ。

 

お土産にも人気のドライフルーツ!

迪化街はもともと乾物を扱うお店が多いので、選択肢も豊富です。

大きなホタテも!

 

 

こちらはヌガー。

ずっしり大きい大根餅!

こちらはカリカリというスナック菓子です。

カロリーは高めかと思いますが、名前の通りカリカリサクサク食感で美味しいですよ!

おしゃれなドリンクスタンドで休憩

筆者が年貨大街に行った日は1月にもかかわらずほぼ夏日!

とても暑かったので、一通り写真を撮ったところでおしゃれなドリンクスタンドで休憩することにしました。

お店の名前は迪茶(Dear Tea)。

迪化街に由来しているのでしょうか?

2020年1月末の時点で、店舗は台北でもここにしかありません!

ドリンクだけでなく、サンデーも!

暑い日にはよさそうです。

 

迪化街は普段から観光客が多いからか、日本語や英語、韓国語のメニューも用意されていました。

台湾で見かける日本語によくある、日本語のメニュー名から商品がどんなものかわからない問題は多少あるかもしれませんが、中国語がわからない人にはありがたいですね。

筆者はモニターに表示されていた法式烤布蕾鮮奶茶(日本語メニュー内では「ブリュレミルクティー」)にピーン!ときたので、迷わずこちらを注文。

氷も結構入っていて、ほぼスムージーでした。(暑かったのでちょうどよかったです!)

ただ、ブリュレって表面がキャラメリゼされてパリパリになっていますよね。

最初にそれをストローで崩すのがちょっと大変でした。笑

一般的なドリンクスタンドと比較するとちょっとお高めですが、とても美味しかったのでおすすめです!

 

迪茶-迪茶鋪Dear Tea

  • 住所:台北市大同區迪化街一段10號
  • 電話番号:02-25490188
  • 営業時間:11:00~18:30
  • 公式サイト(中国語のみ)

春節の雰囲気をぜひ楽しんで!

こんなに鮮やかな赤がたくさん並んでいる光景は、日本ではなかなか見られないはず。

歩いているだけでもとても楽しめるので、春節前に台湾に行く際は近くで年貨大街をやっていないかぜひチェックしてみてください。

(年貨大街は台北に限らず、台中や高雄など各都市で行われています)

春節ムードをぜひ楽しんでくださいね!